18年9月10日(日)大田市「あすてらす」で「島根文芸フェスタ2006」が開催されます。大田市出身の佐藤洋二郎さんが「表現する喜び」と題して講演され、高橋一清さんと対談されます。無料で誰でも参加できます。どうぞ聞きに来て下さい。
しまね文芸フェスタは、昭和43年にスタートした「島根県芸術文化祭」から通算すると39回目になります。平成11年に県の意向でハイカラな名前に変えましたが、全国でも伝統と歴史を持った行事です。時代を反映し軽くてて響きのいい「しまね文芸フェスタ」も悪くはありませんが、「第39回しまね・・・」と書くと偽りになるのが残念です。
俳句、短歌、川柳、詩、散文部門で島根県文芸協会を結成していますが、県の文化振興課(以前は教育委員会)と共にこの行事を推進しています。昨年は詩部門が担当でぼくが文芸協会会長という役でしたが、今年は散文部門で池野誠さんが会長です。
いままで39回県内で実施してきました。講師には全国的に活躍されている文学者を呼んでいます。今年は佐藤洋二郎さんと高橋一清さんです。
佐藤さんには大田を舞台にした小説「前へ、進め」もあります。
大田高校生(とは書いてありませんが)らしき主人公が三瓶や物部神社や温泉津(とは書いてありませんが)らしき場所を背景に、色々な出会いをして豊に(本当は貧しい生活の中で心豊かに)青春を過ごしていく姿がとてもさわやかに描かれています。これは是非読んで欲しいけど、いま手にはいるかどうか・・・。
午後は13:10から部門別交流会です。詩部門は自作詩の朗読をしたり、現代詩について語る会を開きます。もちろん誰でも参加できます。散文部門は多分佐藤さんを囲んで文学談義ではないかと思います。これも参加大歓迎です。
前日の9日(土)6:00から「にま屋」で講師歓迎の前夜祭があります。これも誰でも参加できます。実行委員会では一人でも多く参加して欲しくて呼びかけています。23日時点では約40人の希望者があります。
高橋さんは益田の出身で早大卒、文藝春秋社では芥川賞にも関わり名編集長として多くの作家を育てたり交流がある人です。今は松江市の観光コーディネーターとして活躍中です。全国の著名な作家を呼んで山陰文学学校(県外も含めたくさんの受講希望者がある)を開いたり、高橋さんでなければできない貴著な仕事をしておられます。
滅多に聞けない講演です。ぜひ聞きにきてください。
8月29日大田市あすてらすで実行委員会が開かれました。それに先だって、11時から大会長の池野さん、散文の石丸正さん、大田の小野紀美子さん、ぼくと4人で打合せをしました。
前夜祭の参加者は45名になりました。大田では初めてのことです。竹腰市長、小川教育長、和田章一郎県会議員も出席。その他文化協会会長や文化協会役員8名が参加されます。いい歓迎会になりそうです。
2時からは県から文化振興室長の樋野さん主任の長尾さん各分野の実行委員も集まって打合会。細かい日程を話し合いました。
時間があったのでホールへ行き10月6日の公演の下見をしました。文化企画の人が月に10日来ておられるそうです。校長会の照明や会議の詳細が分からないと舞台の計画が立てられないことがわかり、早速問い合わせてみます。
舞台平面図をコピーしてもらいました。