高校演劇松江地区大会

松江地区大会は9月23,24(土)県民会館中ホールで開催されます。9校参加です。「きらめき団」が15:30から劇を上演するようです。松江地区は卒業生や保護者の姿も見えます。部員は友達や後輩や親戚、知人に声をかけて一人でも観客を増やして欲しいものです。各校の上演脚本は次の通りです。


9月23日(金)11時から上演です。
情報科学高校:「千の風になって」岩谷正枝作(顧問創作)
松江工業高校:「ヒーロー部参上」伊藤靖之作(顧問創作)
松江女子高校:「父さんと一緒の地中海」赤間幸人作
開星高校:  「~17 Seventeen~」小村彩香作
松江農林高校:「昭和みつぱん伝~浅草、橋場3丁目物語」 
        タカハシ ナオコ作  17時終了予定

9月24日(土)10時開演
松江南高校:「Never ever Neverland」陶山阿友美作(生徒創作)
松江商業高校:「お願いだから止めないで」楽静
松江東高校:「Daddy’s little girl」岩町暁作(顧問創作)
松江北高校:「終身旅行」加賀龍哉作 (生徒創作) (15時終了予定)

生徒講評委員会15:00~15:30
きらめき弾上演15:30~16:30
審 査 会  16:30~17:30
講評・閉会式 

意欲的な創作劇も多く、しっかりとした既成の脚本もあり、どんな舞台が展開されるか楽しみです。身体を通した表現がどれくらできるか、これが松江地区の差になりそうです。各校とも部員もいるようで取り組みの意欲が伝わってきます。近くの人はぜひ観に出掛けて高校生の熱気に触れてください。生きる力をもらえると思います。

9月26日。作者名の間違いを修正しました。23日に気がつき松江にいて冷や冷やしていました。抗議があるかと思っていました。
脚本の製本が様々です。きちんとパソコンで打って表紙に題名と作者名を書き、登場人物やスタッフも書いている学校もあります。表紙がなく題名も書いてない台本もあります。作者名を書いていない学校は毎年数校あります。作者に対して失礼です。台本を作るとききちんと作ってほしものです。

コピーが発達しているのでそれを利用するのはいいとして、台本には活字があればいいというのはちょっと無神経だと思います。小さな活字がびっしり埋まり空白がほとんど無い台本を見る時、考えさせられます。

台本には十分な空白欄を設けるべきです。劇を進めながらたくさんの書き込みが必要になってくるからです。台詞の追加や削除、演技や表現についての書き込み、音響や照明、小道具、大道具の書き込みなどたくさんあります。会館のスタッフにも渡す必要がありますが、空白ゼロの台本を渡したら音響や照明のスタッフは困ります。こういうことは劇作りの基本の基本。これができている演劇部は年々少なくなっていきます。
 

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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