R5,大田三中文化祭で全校劇「仮面」上演(11/3)

水上町にある大田第三中学校は、毎年特色のある活発な生徒会活動を続けています。文化祭も多彩です。劇研「空」は、2016年から全校演劇の指導を頼まれています。昨年は英語と日本語の朗読劇「いも代官」を上演。今年は11名で「仮面」を上演します。今月は3回、5名のメンバーが指導に行きました。生徒の皆さんも先生方も熱心で短期間にセリフは入っていて、いい劇になっていました。演劇だけではなく展示や舞台発表など実に多彩です。毎年多くの人が見学に来られます。


劇は11時20分からですが、9時から色々な発表があります。どうぞ生徒の皆さんの活動を楽しんでください。大田市文化祭も9時から開会式です。終わってから直行予定です。「空」のみなさんも都合がつけば観劇して、例年のように感想を送ってください。学校へ届けます。
(劇研「空」 演劇だより 地域情報 お知らせ 大田三中全校劇 20231027洲浜)

R5,第12回「朗読を楽しむ~郷土の民話特集~」終了

9月30日(土)12回「朗読を楽しむ」が終わりました。終わってみれば単純ですが、準備には時間がかかりました。書き言葉の民話は、聞く人たちを対象にして、方言を生かした話し言葉、語り言葉に変えなければいけません。練習する度に手を入れますので、修正や印刷も何度も必要になります。今回は劇研「空」以外に4名の人たちに出演して頂きました。個性豊かな朗読会になりました。お客様は30名弱でしたが、楽しんで頂けたと思います。アンケートの一部を紹介してみます。

・こんなに個人一人ずつに合った作品があったことに感動しました。語っていただくと、それぞれの良さを知ることができ、方言を楽しく勉強でき感謝です。さすが、好きで活動されている楽しさを感じました。
・第一部、懐かしくうれしかった。来年も楽しみにしています。
・大変有意義な時を過ごしました。関係者の方々の今後のご活躍を心から願っています。
・いい発表でした、もったいない、audienceが少なくて。・懐かしい方言で、また懐かしいお話で楽しめました。
・何気なく聞いていた民話が、今回とてもよくわかり面白かったです。・短編で数々の民話とそれぞれ個性豊かな朗読で、楽しませてもらいました。新たなメンバーが加わって良かったです。・大田の言葉がとても面白かった。朗読を聞くことは初めてですが、イマジネーションが拡がる。大田にこんなに民話があるとは思わなかった。・久々な話で、大変楽しかったです。
・地元の民話について、わかりやすい朗読で知ることができ、とても大切な会だと思った。若い世代にもっと知っていただきたい。

・なかなか本を読むという気になれないけど、こうして朗読で聞かせてもらえて良かったです。・初めて来ました。小学校の読み聞かせをしているので、参考になればと思ってきました。方言がとても良いと思えました。
・一部の民話は楽しく聞かせて頂きました。二部も楽しかったです。

・二人で語る時は語り部の早さを合わせると、よりききやすいですね。方言のアクセントは難しいですよね。近隣の民話にどんなものがあるか知りたくて来ました。朗読もいいものです。楽しめました。時代考証は難しいものです、土地(場所)、年代etc.とにかく、こんな企画あればまた来ます。
・詩の群読の素晴らしさに感動しました。ありがとうございました。素晴らしい時を過ごすことができました。

・⑬素晴らしい、感動的な詩です。普遍的な光がさしています。⑭楽しかったです、とっても。・⑪歌をCDで流すよりは、生で歌った方が良いと思いました。いつでもお気軽に風花にご相談ください。・それぞれに声に表情と乗せてあり、とても楽しめました。初めて参りましたが、とても良かったです。

・子供の頃、おばあさんに聴いた話があります。その頃を思い出し懐かしく思います。
・方言での語りがとても新鮮で面白い。後半、特に語りに引き込まれました。感動と笑いがあり、子どもたちにもぜひ聞かせてほしいものです。・長い名前をうまく言われ、笑えました。子を想う母心感動しました。たにし 愛らしい。効果音、音楽、絵がとても良くて盛り上げていたと思います。内容が心震えるものばかりで、心地よい感じがしました。たくさんの準備、お疲れさまでした。ありがとうございました。・どれも各々面白い話でした。やはり人に読んで頂くと、余計心に響くと実感しました。・朗読が上手で楽しませていただき、ありがとうございました。群読も知らなかったことが聞けて良かったです。
・気持ちが入りました。良かったです。大田の民話がこんなにあるんですね、知りませんでした。・全部大変良かったです。澤江さんに逢えなくなり、残念です。・とても良かったです。もう少したくさんの方に見て頂きたいです。・大変でしょうが、今後もこういう機会を作って下さると嬉しいです。

ありがとうございました。いろいろな感想やご意見は大いに参考にさせて頂きます。当日は13ページの冊子をお客さんには配布しました。表紙の裏側に書いた、あいさつ文をPDFで紹介します。必要があれば目を通してみてください。
R5,表紙の裏 第12回「朗読を楽しむ ごあいさつ」 2023_09_20

みんさんお疲れ様でした。少人数でしたが、充実した時間になったことに感謝し、お礼を申し上げます。
(劇研「空」 地域情報 詩の散歩道、第12回朗読を楽しむ20231010洲浜昌三)

R5,「朗読で楽しむ郷土の民話」(大田市民会館カルチュアー教室)

市民会館のカルチュアー教室は現在次の4つの教室が開かれています。書道(森山祥朗先生)、美アップヨガ(まついえいこ先生)、アコースティックギター講座(大畑茂樹先生)、朗読で楽しむ郷土の民話(劇研「空」洲浜昌三)。

11年間、古典、名作、詩、郷土資料、脚本などたくさん読んできましたが、今年度は郷土の民話を集中的に読むことにしました。かしこまった朗読ではなく、気楽に順番に朗読して、感想を語り、話し合います。チラシができましたので紹介します。
5月24,6月7,6月21・・・夜17時30分から21時ごろまで行います。朗読するテキストはプリントして渡します。読みたいものを持参して朗読されるのも大歓迎です。面白い作品があれば、手を加えて再創造する予定です。
(ブログ:Stagebox sakura 劇研「空」 詩の散歩道 お知らせ  20230522洲浜)

R5,「春まちコンサート」サンレディー「ふれあいホール」で好評裏に終了

3月5日、12団体が参加して「春まちコンサート」が開催されました。大田の文化芸術やイベントに欠かせない場を提供してきたホールの存続を願って集まった団体や個人が急遽開催したイベントです。前売券も整理券も発行しない無料の発表会で、どのくらいお客様が来られるか心配でしたが、満員の盛況でした。ありがとうございました。写真を中心に紹介しましょう。
女性コーラス 花音のみなさん。美しいハーモニーが優しく会場を包みました。
大畑和樹さん。あちこちの舞台で活躍している本格的な大田のテノール歌手です。吉田純基さん。久しぶりのクラリネット演奏出演だったそうですが、澄んだ音色が素敵でした。名前からふと一緒に働いた美術家を連想しましたが、多分当たり!
大畑茂樹TRIOのみなさんと東京からはるばる来られた飛び入りのジャイアン谷口さん。経費節約のためにマイク、音響機械等々、大畑さんの持ち込みでした。
久しぶりの舞台だった梶谷美由紀さん。後ろ姿で、ごめんなさい。次が劇研「空」の出番だったので、舞台袖からパチリ。飾りのない温かい歌声がステキでした。

劇研「空」は石見に伝わる民話を朗読劇形式で音楽や絵と共に発表しました。吉川、田中、松本、山本4人が朗読、洲浜が音響を担当。顔はありませぬ。絵だけです。

民謡 要の会の皆さん。
変わらず張りのある力強い美声が響きました。民謡を歌える人がほとんどいなくなりました。貴重な「要の会」です。

 

 

 


大田市 小唄保存会のみなさん。この写真も舞台袖から写しました。いつものことながら衣装に品がありステキです。もちろん歌もステキ!でしたよ。

 

松下怜司さんの熱唱。とてもパンチのある歌声に圧倒されました。

 

下の写真は極楽KIZETUのみなさん。味のある歌声が、時にしんみりと心に染みてきました。

 

 

 

 

 

 

 

ジュニア-ミュージカル風花のみなさん。ベテランと一緒に小学生のお嬢さんが上手に踊っていました。子どもたちがたくさん入ってくれるといいですね。

大田一中の吹奏楽部のみなさんと、ウィンドオーケストラの皆さんの演奏。一緒にできるなんてステキですね。

最後は舞台でお礼の挨拶。「ありがとうございました。どうぞこのサンレデイーふれあいホールが、今後も大田の人達に愛され、使うことができますように。この舞台で発表し旅立って行った子どもたちもたくさんいます。ふるさとの懐かしいホールです」

今回は普通では共演できない音楽団体や演劇、舞踊、民謡、ブラス・バンドなどとの共演でした。ブラスバンドなどはここで練習しています。絶好の練習場所です。若い人達も情熱があり優れた力を持っておられ感心しました。そういう人達を支援し励ましていくのは大人たちの役目だとも思いました。みなさん、おつかれさまでした。
(ブログ:劇研「空」活動報告 地域情報 演劇だより 20230310劇研「空」洲浜)

R5,今年もよろしくおねがいします

気がつけば新年も10日過ぎています。(気がつかなかったのか!)いえいえ、今、気がついた訳ではありませんが、ぼやぼやしていると、10日なんか、あっ、という間ですね。一年も・・・一生も・・・? 今年もよろしくおねがいします。
劇研「空」は大田市で2000年に発足した演劇サークルです。当初は創作劇を公演していましたが、劇の公演には経費や時間、練習場所、人材、手間など大変で、勤務もある少人数では負担が大き過ぎ、ここ数年は「身の丈にあった」活動をしています。

目標の一つ:「郷土の歴史文化の掘り起こしと再創造、舞台化」は継続して追求しています。昨年の主な活動:
①大田市民会館のカルチュアー講座「朗読で楽しむ郷土の作品」
②第11回「朗読を楽しむ」(市民会館中ホール)
③大田第三中学校の全校英語劇「いも殿さん」の練習援助
④オペラ「石見銀山」京都公演、「風花」の公演にメンバーが参加。
「あの夏 校舎は原爆病院だった」は、①約1時間半の朗読劇ですが、合唱などを取り入れて劇形式に書き直すことも可能です。現在の活動メンバー6、7名では朗読劇が精一杯です。いろいろな分野の人たちとのコラボレーションが必要です。

令和5年、今年はどうするか。「どうする家康?」ならぬ、「どうする劇研「空」?」・・・・中止、継続、変更・・・模索中です。
(ブログ:劇研「空」活動報告 お知らせ 20230110すはま)

R4,第3回「大田とびっきり寄席」(12/10サンレデイ大田)

12月10日(日)サンレデイ大田で落語の公演があります。サンレディ大田の自主事業で、三回目になります。大森小学校の児童も特別出演します。昨年も拝聴しましたが、大変好評でした。劇研「空」松本さんは「噺屋 忖度」で登場します。楽しみですね。
新聞報道によるとサンレディ大田は1992年に開館。ホールの音響設備や空調が耐用年数を過ぎたこともあり、災害用備蓄倉庫として使うとか。要するに倉庫、物置場となる予定。大転換ですね。予想を超えた大変身です。

このホールは舞台もあり、照明や音響設備も整い、音響照明専門のスタッフもいます。ホールは定員546人ですが、何よりも最大の特徴は、椅子が移動式だということです。そのために、演劇や音楽の公演だけでなく、椅子を格納すれば、集会、展示、ブラスバンドの練習、スポーツ、部活動など多角的に利用できます。とても便利でした。これからのホールの見本みたいな施設でした。いつから倉庫になるのか知りませんが、最後の落語になる可能性もあります。寒中の折柄ではございまするが、どうぞ御御足をお運び頂き、楽しい話芸を御堪能くださいませ。
(ブログ:劇研「空」お知らせ、「空」活動報告、地域情報20221209洲浜)

R4,大田三中 文化祭で英語朗読劇「いも代官」発表

11月3日文化の日、文化祭の全員発表で今年は、朗読劇「いも代官」を英語と日本語で発表しました。今年も依頼されて劇研「空」のメンバーが支援に行きました。5年目になります。たくさん発表や展示の準備があり多忙な中で、全校8名の生徒さんは、短時間で見事にマスターし発表しました。背景画は「石東のあねさん」、英文訳は浅野先生とALTのステーブ先生。A long, long time ago, during Edo era. There was a local governor named Heizaemon. で始まります。
舞台発表も多彩です。弁論、合唱、楽器演奏、研修発表、各種展示。一人ひとりが最大の力を発揮しないといけません。みんなが主人公です。一期卒業生の「道順」(菅原道雄、長見順二さん)のトークと歌も素敵でした。
ステーブ先生には久しぶりに会いました。今も天領大鼓で活躍中。以前大田市人会総会で演奏するために一緒に大阪へ行きました(ぼくは「語り」で参加)。小谷校長先生にも久しぶりに会いました。みなさん頑張っておられて嬉しく思いました。生徒さんと先生方が一体になって取り組んでおらる成果がよくわかりました。少人数学校の良さですね。
3日は松本、山本君がオペラ「石見銀山」の京都公演のために、この文化祭には来られませんでした。ぼくも駄目かと思っていましたが、幸い前日退院、吉川さんと一緒に文化祭を見に行きました。みなさん、おつかれさまでした。
(ブログ:劇研「空」 活動報告 観劇 地域情報 20221107洲浜)

R4,第11回「朗読を楽しむ」好評裏に終わる(感想の一部紹介)

10月1日、予定通り大田市民会館中ーホールで開催しました。コロナの心配もあり、30名を想定して椅子を用意しましたが、約40名来て頂きました。アンケートも好評でした。そのうち劇研「空」会報23号に掲載しますが、ここではその一部を紹介し, 遅くなりましたが報告とします。参加された皆さん、協力頂いたみなさん、ありがとうございました。

トップは「空」の4人で「吾妻鏡」から当時の時勢を講談調で解説し「北条政子の演説」の現代訳、書き下し文を朗読しました。写真は鎌倉安養院の北条政子像。
「北条政子の演説」(松本、山本、吉川、洲浜)
・テンポ良く進行。掛け合いのような朗読がとても良かったです。・政子に衣装を着せて高い場所で語らせてみては。・政子の演説について初めて知りました。臨場感ある朗読で感動しました。・ラジオドラマの様でした。・鎌倉殿(TV)とマッチして、期待が膨らみました。・テレビを観ているので、関連付けて楽しかった。

大屋町の伝承「鬼の一夜城」(文 高橋和子 渡利章子 朗読)

・このお話が聞けてよかったです。・ふる里の文化を伝える役割ーとても大切です。
・鬼や村人の様子が目に浮かぶようでした。・味のある朗読で、来てよかった。
・鬼岩 先日行ってきました。今日の話を聞いて、よりロマンを感じました。

詩「ふるさとの道端で」(洲浜作 渡利章子 朗読)
・とても好きだった。良かった。・懐かしい気持ちになりました。・会話の部分がすっと胸に入ってきた。・良い詩でした。芝居仕立てで観たい。・邑南町の景色ですね。・ふる里の情景が浮かびました。・味のある朗読で、来て良かった!・その情景が浮かんできて、人の命のはかなさ、一期一会など感じました。

歌唱「琴姫愛歌」(歌、福田隆昌 作詞、松浦和敬)

・馬路の事、琴姫の事、あまり知らないのですが、鳴き砂と琴の音について関連しているのだと知りました。・とても良い詩で曲も素敵でした。レコード化して“IJC”で流されたら如何ですか。・地域を伝える歌、大切ですね。・いいメロディーに心地よい歌が良かったです。・初めて聴きました。琴姫伝説、鳴き砂、目に浮かびます。・ゆったりした愛歌うっとりしました。・松浦さん、いつまでもお元気で、笑顔で。

「川に飛び込んだお袋」(文 栗木義光)「あめ色の風景」(文 武田 穣 朗読 澤江洋子」
・澤江さんの人柄、語りに合っていました。澤江さんがそんなに高齢だとは…、びっくり!いつも上品で素敵です、ファンです。・地域の文化人 利三さんの業績が紹介されていて、タイムリーでした。(今はふるさと文芸は終了しているので)・お年とは思えない程迫力のある素晴らしい声でした。・高齢なのにしっかり朗読され素晴らしいです。・まず、お年に感嘆しました。あれだけ朗読されても息が切れていない、ほんとにお疲れさまでした。

朗読劇「あの夏 校舎は原爆病院だった」(脚本、洲浜昌三 朗読、松本領太、山本和之、吉川礼子、堤 浩隆)資料や記録、手記などから事実を紹介するとともに、映像や音学などを使用して楽しめる舞台として発表しました。特に献身的に看護された女学生、毎日100人規模で看護された婦人会のみなさんへの感謝をテーマにしてつくりました。写真は旧制大田中学校。女学校と共に広島陸軍第一病院分室でした。

・資料や写真、古文献等よく集められ感動しました。
・母校で起きていた事、今戦争の起きている国、ただただ平和を願いたい気持ちです。・大変貴重なお話をありがとうございました。
・母(93歳)学徒動員の話を聞いた事があります。今は認知症で覚えていない。多感な若い頃。校歌、母に聴かせてやりたかったです。涙なみだで聞きました。戦争は絶対にいけませんね。良い時間をありがとうございました。前は話しが少し長かったです。
・貴重なお話ですね、大田の歴史として是非残していただきたいです。ずっと知りたかった分院のお話が聞けたし、皆さんの演技のおかげでとても入ってきやすかったです。中学、高校で演じていただきたい。・いい話でした。

・大田や戦争中のことなど、知らないことだらけで勉強になりました。戦争中の女学生の姿を想像するといたたまれない気持ちになりました。平和な世の中がずっと続くことを願います。
・感動しました。今、子供たちに伝えるべき内容です。ぜひ又、どこかで上演してください。ありがとうございました。
・遠い過去の話、歴史の事実をよく調べて朗読。劇研「空」として大変良いシナリオ、良い朗読で、皆さん大変上手に発表され、大きな拍手 をお送りします。もっともっと市民の皆さんがみられたらと思います。今後も、何回も発表してください。

5人で発表する予定でしたが、直前に一人のベテランメンバーが参加できなくなり、そのセリフを4人に振り分けました。変化、多様性、個性の差を考えて台本を作っていましたので、想定外なことでしたが、朗読でしたので経験豊かな4人のメンバーで無事に終えることができました。朗読と劇では作り方は大きく異なりますが、劇として脚本に書き直しても面白いと思って観劇しました。みなさん、おつかれ様でした。ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。
(ブログ:劇研「空」活動報告 地域情報 観劇 20221010劇研「空」洲浜)

 

R4, 朗読劇「校舎は原爆病院だった」本日10/1

今日は、第11回「朗読を楽しむ」。13時30分開幕です。第2部では、創作朗読劇「あの夏 校舎は原爆病院だった」を発表します。旧制大田中学校、大田高等女学校が広島陸軍第一病院の分院に指定され、約600人の被爆兵士が運び込まれてきた77年前の出来事です。
8月9日に約300人、11日に約300人の被爆兵士が運ばれてきました。どんな状態だったのでしょう。手記や記録を元に発表します。
映像や音楽もたくさん使って退屈しないように工夫しましたが、果たしてどうでしょうか。チケットはノルマになるり負担になるので、ありません。でもどれだけ来ていただけるか見通しは立ちません。椅子を相手にしてもやります。ラストステージかもしれません。頑張りましょう。はい。9時半から練習です。
(ブログ:劇研「空」 お知らせ 朗読を楽しむ 20221001すはま)

R4,「北条政子の大演説」(第11回朗読を楽しむ 10/1) PR

NHK大河ドラマで「鎌倉殿の13人」が好評です。12歳で征夷大将軍のあとを継いだ実朝はまだ存命中ですが、やがて頼家の子、公暁に殺され、さらに公暁も殺害され、源氏の正当な血筋は途絶えます。ここぞとばかり後鳥羽上皇は北条義時追悼の院宣を発し、兵をあげます。混乱する鎌倉の御家人たちをまとめたのが、かの有名な北条政子の文です。世にいう「政子の大演説」です。原文をどうぞ。
前半に楽しい解説を入れて、手紙を朗読します。俗に「北条政子の大演説」として知られていますが、景盛が「殿原」(武士たち)へ読んだようです。この演説を聞いて殿原は涙を流して感動し、一気にまとまり、わずか一ヶ月で勝利。後鳥羽上皇は隠岐へ流されました。現代文と書き下し文を朗読します。
(ブログ:劇研「空」活動報告 お知らせ 20220929すはま)