R3,第11回「朗読を楽しむ」(10/23)延期します

10月23日に予定していた第11回「朗読を楽しむ」は諸般の事情により延期します。未定ですが、来年1月末頃開催するかも知れません。演目も決め台本も書いて練習されていた人もあり、申し訳ありませんがご理解ください。
市民会館の朗読講座とともに詳細については後日文書などで、お知らせします。
第一部では、講談、詩の朗読、民話、二部では「あの夏校舎は原爆病院だった」を予定していました。朗読したいという方は、どうぞお知らせください。大歓迎です。
(ブログ:劇研「空」 お知らせ 演劇だより20211011 洲浜)

R3,大田三中 朗読劇練習開始 劇研「空」参加(9/7)

大田第三中学校ではこの6年間文化祭で全員参加で演劇発表をしてきましたが、今年は創作民話朗読劇「サヒメの大使命~海を越え石見の大地へ」を9月3日の文化祭で発表します。今日7日、最初の練習で劇研「空」も頼まれ、松本、山本、洲浜が参加し援助しました。あと二回(21,28日)行きます。みんな熱心なので楽しみです。

写真は体育科の正面にあった油絵と校歌です。温泉津出身の木島俊太郎先生の校歌はあちこちにたくさんあります。では、21日にまた行きましょう。どれだけ進んでいるか楽しみです。おつかれさまでした。
(ブログ:劇研「空」 活動報告 お知らせ 演劇だより 20211007 洲浜)

R3,「令和に新たに拓く石見のステージ」実行委員会報告(7/17)

昨年、表題の名称で計画されましたが、コロナ禍で止む無く中止。今回実行委員会が浜田で開かれ、規約、役員、事業計画、予算など審議、承認されました。委員長はNPO法人「創作てんからっと」の田中康夫さんです。平成28年までは「石見演劇フェスタ」の名称で開催され、劇研「空」も参加していました。今回について、劇は無理かもしれませんが、朗読劇形式なら参加できるかもしれません、と事務局に伝えていました。写真は平成28年の「石見演劇フェスタ」に参加した時の舞台です。
今年度の事業計画です。
①研修会:令和3年10月9日(土)(石央文化ホール )各団体は参加者を報告
・「舞台美術について」 :桑谷淳氏(出雲文化企画)
・「地域の演劇活動について」:洲浜昌三氏(劇研「空」)
➁発表会:令和4年2月27日(日)チケット1000円、11月発売。
参加予定劇団:てんからっと、久佐松竹座、劇団8ch、くにびき18座、劇研「空」、ドリームカンパニー、その他

劇研「空」はどうするか。10月23日予定の、第11回「朗読を楽しむ」と関連して検討しましょう。「あの日校舎は原爆病院だった」これは案です。あの記録は皆さんに伝えていかなければいけません。「空」に課された舞台発表です。上の写真は大田市民会館で発表した「朗読を楽しむ」の一場面。もう会えない懐かしい人も・・・。(ブログ:劇研「空」、お知らせ、地域情報、演劇だより 20210719すはま)

R3,市民会館文化講座「郷土の作品を読む」5月の予定です

今まで古典や名作、詩、郷土の作品などいろいろ読んできましたが、今年度は郷土の民話や創作を中心に読みたいと思います。4月は創作脚本「さひめのさっちゃん」(岩谷正枝作)と「鬼の一夜城」(「きれんげ」より安藤和子・文)を読みました。

5月は12日(水)26日(水)19時30分~21時、市民会館会議室で行います。三瓶の「姫逃池」伝説を印刷して持参します。輪番に読み、感想など自由に出して語り合います。話しながら面白い創作がうまれることを期待しています。読みたい民話や創作があれば10部コピーして持参してください。参加自由です。会場費、コピー代として100円です。
(ブログ 劇研「空」 お知らせ 郷土の作品を読む 20210501すはま)

R3,DVD「サヒメの大使命ー海を越え石見に大地へー」完成

島根の石見地方には、「チビ姫」「種姫」「さひめ」の伝承があり、童話の本になったり、いろいろな民話の本で紹介されています。原型は「古事記」や「日本書紀」にあり、大陸の曽戸茂梨(そしもり)から赤雁に乗ってサヒメが海を越え石見の地で種を広めた、というものです。各種の本では益田が中心ですが、「出雲匡風土記」に登場する大田市の佐比売山(さひめやま)を中心に据えて創作し、朗読劇形式で過去数回発表しました。今回、市民会館の協力で動画として舞台で撮影しDVDにもなりましたので紹介します。

気が付けば、劇研「空」が発足してちょうど20年でした。記念としてDVDと台本をたくさん作り欲しい人に贈呈することにしました。希望があれば、ご遠慮なく知らせください。お送りします。次の写真は、台本の冒頭部分です。

大田市民会館がホームページで動画を公開していますので、ここにシェアして紹介します。約27分です。
「サヒメの大使命~海を越え石見の大地へ」https://youtu.be/8TxBSrNgI7E

新型コロナ禍で公演中止を余儀なくされたこともあり、撮影に当たり大田市民会館や大田市教育委員会からの支援を受けました。お礼を申し上げます。
(ブログ:劇研「空」 地域情報 活動報告 お知らせ 20210415すはま)

 

 

 

 

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YouTube 動画 朗読劇「サヒメの大使命」 をプレビュー

朗読劇「サヒメの大使命」

 

 

R3,石見銀山テレビで『琴の鳴る浜』松江公演放映(3/13,14,15)

2020年11月23日に県民会館で上演した「琴の鳴る浜」は、映像配信予定と聞いていましたが、やっと銀テレで放映されるという情報がありました。3/13:21時~、3/14:14時~、21時~、3/15:14時~です。銀テレの放送予定表には出ていないそうですので、参加された人や興味がある人には知らせてあげてください。実際は2時間ですが、これは短縮濃縮エキス30分版です。短縮版なので大田の文化芸術紹介には最適で、故郷を出た大田出身の人たちが見られたら喜ばれるかもしれません。

コロナ禍で芸術文化活動が困難な状態にあり、文化庁の「戦略的芸術文化創造推進事業」の一環として、文化庁、島根県、日本芸術実演家団体協議会、しまね文化振興財団主催で開催されました。次は作曲の長坂先生自身と3人の生演奏の写真です。

この事業は「しまね伝統芸能祭」の一環として開催されました。昨年9月に事業説明会があったとき、「なぜ、『琴の鳴る浜』が対象に選ばれたのですか」と担当者に尋ねたら、「大田市民会館で観劇したとき、伝統のある盆踊りが劇中で披露されているのにとても興味があった」と言われました。なーるほど、と思いました。単調な踊りを30分も続ければ、退屈ですが、起承転結のある劇中に踊りがあれば、両者とも活きてきます。舞台表現演出の工夫です。芸能の「保存」も重要ですが、「活かす」という視点も重要です。学ぶところがありました。劇研「空」から6名が参加しました。
コロナ禍での練習や公演には神経を使いましたが、無事終了しました。こういう支援がないと不可能な公演でした。みなさん、おつかれさまでした。
(ブログ:劇研「空」お知らせ 地域情報 活動報告 20210312 すはま)

R3,『サヒメの大使命』収録終了、おつかれさまでした

1月31日、創作民話朗読劇『サヒメの大使命~海を越え石見の大地へ』の動画収録が終わりました。昨年はコロナ禍で「第11回、朗読を楽しむ」公演が中止になり、今回、市民会館の支援で実現しました。風花の岩谷さん山内さんにも参加していただき、劇研「空」6名、会館スタッフ等5名で朝から夕方までかけて、カメラ4台で収録。面白い動画になりそうです。多くの人に見てもうために企画されたコロナ禍の事業です。

赤雁「オオゲツのヒメさま~!泣き虫サヒメ、がんばり、がんばりましたよ!」
                  ギター曲FI.
語り「海の向こうへ、届けとばかり、赤雁は声を絞り出しました。
           毎年、稲や大豆や粟は育ち、種はあちこちへ広がっていきました。
           いつの頃からか、山は「サヒメ山」と呼ばれるようになりました。
           今も三瓶には「種」とか「小豆原」という地名が残っています。
           そして、親三瓶、子三瓶の間には、「赤雁」という山があり、
            一羽の雁が羽を広げて静かに休んでいます。」
拍手(一人)おつかれさまでした!写真を一枚撮りましょう。舞台へ並んでください。いいですか?いきま~す。はい!照明が強すぎてみんな白っぽくなったじゃん。
みなさん、ご協力ありがとうございました。上演時間は約30分弱です。脚本を読んでみたいという人があれば、印刷してお送りします。お金の心配無用です。
(ブログ:劇研「空」お知らせ「空」活動報告 地域情報 サヒメの大使命
2020210201劇研「空」すはま)

R3,今年もよろしく、初仕事は「サヒメの大使命」撮影

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新型コロナウイルス感染者数増加中で迎えた新年。大田市はゼロ行進中です。過疎のお陰もありますが、市民がルールをきちんと守っていることも大きな要因です。
劇研「空」、昨年の主な活動三つでした。2月の「朗読を楽しむin静間」、市民会館カルチュアー講座「朗読で楽しむ郷土の作品」開催、11月23日県民会館で開催された「しまね伝統芸能祭」で、創作音楽劇「琴の鳴る浜」25分短縮版の上演参加。
今年の最初の仕事は市民会館のバックアップを受けて、創作民話朗読劇の動画作成です。写真は、脚本の表紙です。

この朗読劇は今までに3回発表していますが、今回は脚本に手をいれて、タイトルも変更、『サヒメの大使命~海を越え石見の大地へ~』としました。

この伝承を故・白石昭臣先生の著作『島根の地名辞典』から紹介してみます。先生は、昭和10年大田市生まれ。日本民俗学会評議員、日本口承文芸学会理事などの重責を務められた民俗学の大家です。

「三瓶山について」
大田市と飯石郡の一部にまたがる 休火山で、主峰の男三瓶山など環状をなす四山を総称し ていう。『出雲国風土記』にいう佐比売山のことで、サ ヒメが音転してサンベとなった。国引き神話での柱と なった山であり、また太古、朝鮮半島からサヒメが切り 殺された母より受けた五穀の種を携えてこの地に飛来し農業を広めたという死体化生伝承もある。サヒメは佐比売であるが、男三瓶と女三瓶の間に赤雁山、北麓に多根の地があり、また山麓八ヵ所の湧き水の地に佐比売山神社をまつっていて地区の発達の歴史がうかがわれる。 サは穀霊または砂鉄を示す語。 (↓小豆原、乙子、 比礼振山、多根)
目下、絵もお願いして追加作成中です。
絵は約35枚。インターネットでやり取りしながら描いてもらっています。実に便利ですね。お願いしたい絵の説明と参考資料や写真を送り、それを参考にして描いた絵がメールで届き、それを見て意見や修正加筆をお願いするメールを送り、手直しした絵がすぐに届く - 実に能率がいい!!旅費も不要、時間も短時間、無駄がない!
今年最初の会合は6日19時30分から市民会館で行います。
誰も知りませんが劇研「空」は記念すべき創立20年。ささやかにDVDの片隅に文字だけでも入れておきましょうかね。収録は1月末です。メンバーの創意工夫を生かして良いものを創りましょう。
(ブログ:劇研「空」 お知らせ 劇研「空」活動報告 20210104 すはま)

 

R2,県民会館で『琴の鳴る浜』短縮版上演(11/23しまね伝統芸能祭)

島根県民会館大ホールで、創作音楽劇『琴の鳴る浜』短縮版を上演しました。島根文化振興財団(県民会館・石見芸術劇場)の企画で、9月から県内各地で開催されてきた最後の公演で、大田の『琴の鳴る浜』と益田の『SHOKI-鍾馗』、今福座の『和太鼓』演奏が公演しました。コロナ禍での公演でしたが、しっかり対策をして、大変好評裏に終了しました。リハーサルで記録した写真の一部を紹介します。
『琴の鳴る浜』がなんで伝統芸能なんじゃ?ぼくも最初はそう思いました。理由はこうです。平成31年3月に大田市民会館で公演したとき、観劇された県民会館の担当者が、「馬路の盆踊り」が劇中で踊られたのが面白かったので20分で上演できないか、と大田市民会館に声がかかり、動き始めたのです。

『琴の鳴る浜』は約2時間の舞台。劇中で馬路の盆踊りは3分弱です。この3分の盆踊りを中心に、生演奏で、合唱、ソロ、劇、語りで25分に構成したのが今回の短縮版です。子供たちがお琴さんと歌い遊ぶ場面やラストで僧(琴姫の父)が登場する場面はカットしましたが、重要場面で構成した「濃縮舞台」になり、迫力がありました。単調な盆踊を舞台で25分踊れば、観客は退屈しますが、この形式だと共に活きてきます。新しい発見がありました。DVDで見ても、短時間ですから効果的です。
今回もお琴さんは馬路出身のソプラノ歌手、松浦麗さんに演じていただきました。素敵な声がホールに響きました。
とても素晴らしい企画、素晴らしい舞台でした。みなさん、ほんとうにごくろうさまでした。おつかれさまでした。いろいろな人の力が集まって一つの舞台が出来上がるコラボレイションの素晴らしい成果を実感しました。
(ブログ:劇研「空」 観劇 活動報告 『琴の鳴る浜』 しまね伝統芸能祭  地域情報 20201124劇研空すはま)

 

 

 

R2,しまね伝統芸能祭で『琴の鳴る浜』上演(11/23県民会館)

今回の上演は、しまね文化振興財団が企画して、大田市民会館に提案され、実現しました。8月8日に「琴の鳴る浜」出演者に説明会があり、都合がつく人が参加することで動き始めました。馬路の伝統行事、盆踊りがメインの音楽劇です。

創作音楽劇『琴の鳴る浜』は2時間の舞台です。劇中にある3分弱の伝統のある馬路の盆踊り「やっちょこ」を核にして、約20分に短縮して上演したいという提案でした。 難題です。同じ動作が繰り返される単調な盆踊だけで、観客を20分引き付けるのは困難ですが、生演奏でコーラスや独唱が6曲、劇、語り、盆踊りなど取り入れて、魅力的な濃縮舞台が生まれたのではないかと思っています。
 (11月23日 開場13時、開演14時 県民会館大ホール、一般2千円、高校生以下千円、定員は500人を予定。前日18時30分集合リハ、当日10時30~リハの予定)

この劇は邇摩高演劇部初演。40年後に大田市民会館の提案で音楽劇として書き直して上演。朗読劇形式で公演。15分の朗読劇として仁万中学校が県音研大会で発表。プロの脚色、演出で公演 ー 今回の発表は、過去の実績の上に実現したといえます。大田市民の協力があったから実現した舞台です。企画、運営、練習場所、脚本、作詞、作曲、楽器演奏、合唱、合唱指導、演劇、歌、踊り、衣装 等々。
大田市ゆかりのソプラノ歌手・松浦麗さんの華が加わるのですから最高です。改めて、異分野の協力(コラボレイション)の力と魅力、大切さを思いまました。単独では実現不可能です。地域文化芸術活動のone of good examples といえます。

写真は11月12日の練習遠景風景です。当日は、衣装、メイク、合唱、演奏など40名以上参加します。素晴らしい舞台になる予感がします。大田市生まれの音楽劇が松江で公演できる機会などまずありません。県の文化振興財団のお陰です。滅多にない機会です。どうぞおいでください。
(ブログ 劇研「空」活動報告 お報らせ 地域情報 演劇だより20201116すはま)