2/22.24 劇の練習報告と当面の練習予定です

 まず予定から。練習予定表を渡していますが、練習日を増やしてほしいという要望があり、話しあった結果、次のように追加します。

2/25(金) 19時30分~ 大人の練習。                                             2/26(土) 13時~16時大人の練習。                                        2/27(日) 17時30分~約1時間くらい舞台へ大道具運び(神楽大会が終わってから)都合がつく男性  3/ 1(火) 9時30分~16時頃、舞台作り。19時30分~大人場面の練習                   3/ 4(金) 19時30分~大人の場面                                        3/ 6(日) 9時30分集合。10時~12時 合同リハーサル。全員集合です。                  5日の夜は音楽の練習です。 1日の夜からはステージで練習できるでしょう。舞台作りの日は平日ですから勤務がある人は来られませんが、ない人は来てください。 

(仁摩のサンドミュージアムです。仁摩の公園は広くて遊具もあり子どもを連れて行くのにいいですね。高台もあり日本海方面を見渡すと気分がすっきりします。創作音楽劇・「琴の鳴る浜」は正にこのサンドミュージアムと切っても切れない関係です。琴ヶ浜の鳴り砂があったからこそこの建物ができました。映画の効果が絶大で多くの観光客が訪れましたが、今は少々落ち着いているようです。ブームってそういうもんですね。今回の劇のポスターやチラシでも貼ってないかと玄関まで行って見ましたが、ここは無関係みたいです。お互いに協力すればお互いにプラスになって相乗効果が生まれたり思わぬ出会いを生んで広がっていくのですが、音楽等のイベントはよくやっておられますが、こと、「琴の鳴る浜」に関しては昨年も今年もおみかけしません。ミュージアムにはミュージアムのコンセプトがあるのでしょう。)

(仁摩の公園の高台から仁摩田台、仁万の町、宅野、日本海を写してみました。 右の端に見えるのは邇摩高校の校舎です。)

 22日は大人場面の練習をやりました。都合がつかない人が多かったので、まず清野さんを何度も繰り返してセリフ練習をし、ほぼ期待どおりのレベルまで行きました。高校でも大学でもやってきましたので、言葉が一語一語しっかりしていますし癖がないので、イメージを要求すればすぐにそのイメージでセリフを喋ることができます。はじめは年寄りのつもりで演じていましたが、元気のいい中年おばちゃんのイメージでやってほしいと要求しました。セリフの切れも出てきてOKです。

 そういう点ではハナさんも放送演劇学科で学んでいますので、癖がなく言葉や表現に対する基本がしっかり身についていますので、演出の要求にもすぐ応えてイメージを表現できます。劇の練習という場合、まず最初は癖を直すことですね。癖があるとそれが邪魔して表現がゆがんで出てきます。高校演劇をやってきた空のメンバーはそういう点では表現の基本をマスターしていますので信頼がおけます。

 三場の練習では代役で特に高校生2人の練習を主眼に繰り返したやりました。かなり元気がでてきました。歌もしっかり歌い、もっともっと若者らしい元気な村人を演じてほしいと要望しました。

24日は子ども中心場面の練習です。2人が風邪やインフルエンザでしたが、遠く離れた位置から大きな声でセリフをいい、癖がある言葉は何度も練習して直しました。子どもの場合は無意識ですから自分が喋る言葉の癖を自覚していません。だから直ったようでもまた元にもどる場合がよくあります。

 次ぎに20日の合同練習の時の演奏者を紹介しておきます。

 琴の合原三令さん、尺八の森山重富さん、そして作曲をし指揮もし演奏もされる長坂行博先生。みな実力を備えた第一人者です。琴やギターやチェロ、ヴァイオリンなどとの合奏は珍しく、もっと聞きたいという人が初演ではありました。本当は十分時間をとって演奏を聞いてほしいのですが、それはいつか音楽会で実現していただきましょう。  

キーボードとシンセサイザーの長坂玲子さんと長坂響子さんです。専門に音楽を学びすばらしい演奏をされる人たちです。本番ではもう1人の長坂君がヴァイオリンでこの中へ加わります。 

 24日の練習では勝部さんが来られました。一緒に子供たちやお琴さんの場面を指導しましたが、声が大きくなったね、というお褒めの言葉を最後にいただきました。

 みなさん風邪をひかないように!!              

2/19,20 合唱、演奏、劇の合同練習 「琴の鳴る浜」

 19日(土)は午前中合唱練習、午後から劇で一場、と三場を中心に小返し稽古を何遍もやりました。20日の日曜日は午前は演劇、午後から初めてコーラス、演奏との合同練習。その後劇の小返し稽古と音楽との合わせをやり、5時過ぎに終わりました。全員集まったのでかなり進みすこし目途がたちました。

(20日は久しぶりにいい天気でした。劇の稽古を終えて市民会館の外へ出ると、三瓶山が白い雪を頂いて空で輝いていました。宮崎橋の上まで行って三瓶川を近景にして写しました。)

 19日は土曜日でも仕事がある人も多く、午後の練習も代役で、一場、と三場をやりました。二人の高校生も参加してくれたので、その場面は何度もやりました。まだ思い切って言葉をいい表現する点では不十分ですので、そこを克服しないと劇になりません。これからです。

 名優・大竹しのぶさんは、「心を開いていない人の舞台なんて誰も見たくないと思いますよ」と対談で言っていました。確かにそうですね。自分の感覚や心をコンクリートで囲んで、形だけで演技しているような人の舞台など見る方が恥ずかしくなってきます。自分の壁を破るのは簡単ではありませんが、それを目指して訓練をしないといけません。

(馬路小学校のみなさんも参加して盆踊りの場面も練習しました。9人が参加してくれます)

 お琴さんが独唱し、村の子供たちがそれをきいている場面で、子供たちの顔が無表情だったら劇は台無しです。しかし子供たちに「嬉しい気持ちになれ」とか「笑顔をつくれ」とか言ってもすぐにできるわけはありません。大変な訓練が必要になります。しかしそんな時間はありません。さてどうするか。

 最近では社員教育で笑顔の訓練もやるようになりました。頬の筋肉を動かして鍛え、上の歯を見せる訓練です。上の白い歯が見えれば、相手は笑っているように見えるのです。(心は鬼状態でも笑ったように見えるの。人間が動物から進化する過程で身につけた本能的な心理だそうです)。そういう訓練をお琴さんに言って、子供たちにもやってもらいました。

 20日はマスコミの取材も4社ありました。読売新聞の記者は終了後に来られたので、また後日の舞台稽古の日に来たいといわれました。NHKが作曲の長坂先生を取材に来ておられました。公演が近くなったら6時の番組で昨年の劇の一部を流して公演案内を放映します、と言っておられました。謝謝。

 公演等の催し物はPRなしには成り立ちませんが、ぼくらはPRが下手ですし、そのためのスタッフも決めていません。いつも手抜かりになります。しまね日々新聞や、山陰中央新報などはタイミングよく取材し報道しもらっていますのでありがたいことです。全国版の新聞や放送は地方版の紙面のスペースも少ないし、マイナーな演劇などは取り上げる余裕はあまりありません。政治や行政記事や事件が最優先です。また全国版では島根は真っ二つです。出雲、松江地方の編集は大阪本社担当、石見は福岡本社の担当。大田の新聞にでているから松江の人も知っているだろうと思えばとんでもハップン。西部版だけのことが多い。

 島根は東西に細長い。文化的にも地理的にも出雲と石見には違いがあります。情報という点でも石見と出雲は分断されています。特にぼくが生まれた邑南町等の西部になると広島の情報のほうが多く、役に立ちます。病院も広島です。大きな買い物も広島です。松江へ行くことなどほとんどありません。

地頭の重房 「何を言いたいのが元五郎!」                                    元五郎 「は、はい、欠席者へ劇の報告を…」                                   地頭の重房 「じゃ、そのことを言え!たわけ者!」

2/16 馬路小のみなさん、お疲れさま、練習報告です

 16日は馬路小学校の児童と保護者、琴ヶ浜盆踊り保存会の2人の指導者、それに風花の子供たち7人劇研空の数名が参加しステージを使って盆踊りを中心に練習しました。勝部さんも初参加でした。

 最初に盆踊りの場の意義を説明しました。琴ヶ浜の盆踊りは歴史と伝統がありとてもよく知られていて以前は臨時列車が出るほど多くの人が集まったこと、この場面は都から来たお琴さんが村人の中に入って楽しく暮らしている象徴的な場面だということ、楽しくみんなで踊ってほしい等々。

 踊りだけではないので途中から参加する者、上手や下手から出てくる者などを決め、はやし声は大きい声を出すようになど歌に合わせて6回くらい練習しました。同時に踊りの前の劇、踊りの後から劇へ続く場面の練習もしました。

 馬路小の皆さんにの場面は8時40分ごろに終了し、善作と子供たちの場面をすこしやりました。キヨさんがいなかったのでお種さんが代役を務めました。棒読み調が復活しているところもあり、大人を代役にしてもっともっと思い切った表現を身につける必要性を感じました。

 この日は7時から、と風花の保護者には言っていたのです。ぼくは台本を打ち込んでいて時間を忘れ保護者からTELLあり!7時と言われたのできていますが誰もいません。とんでいき7時15分ごろ着きましたが、誠に申し訳なく、やっさんにも怒られました。とうぜんです。新さんにもしっかり念を押されました。

 (馬路の風景です。いい風景ですね。なーんかのどかで、素朴で、古びて、明るくて、写し方もよくて)

 次は19日(土)の1時~4時です。3時過ぎから旅の僧がきます。邑南町へ指導へ行っての帰りです。僧がきたらすぐに3場をやります。ここも遅れているところです。僧はほぼ完成状態ですけど、お互いのからみはこれからです。高校生2人もはいりましたし。都合が悪い人もいるのでどれくらいできるかな。この日は子供はきません。

 20日(日)は9時30分からステージで大人場面をやります。子供は11時からきますので、それから子供場面を集中してやります。午後1時からはコーラス、演奏と合わせてやります。

 さきほどやっと詩を1編完成し送りました。〆切は10でした。長い時間がかかりました。これでやっと台本印刷とパンフレット原稿作成に集中できます。それだけじゃないぞチケット販売もある…さあれ、さあれ。

次は19日(土)の1時~4時です。3時過ぎから旅の僧がきます。邑南町へ指導へ行っての帰りです。僧がきたらすぐに3場をやります。ここも遅れているところです。僧はほぼ完成状態ですけど、お互いのからみはこれからです。高校生2人もはいりましたし。都合が悪い人もいるのでどれくらいできるかな。この日は子供はきません。

 20日(日)は9時30分からステージで大人場面をやります。子供は11時からきますので、それから子供場面を集中してやります。午後1時からはコーラス、演奏と合わせてやります。

 さきほどやっと詩を1編完成し送りました。〆切は10でした。長い時間がかかりました。これでやっと台本印刷とパンフレット原稿作成に集中できます。それだけじゃないぞチケット販売もある…さあれ、さあれ。

3/15 公演までの練習計画表と・『琴の鳴る浜』稽古報告です

 修正した3場の完成版台本12ページ分をメールで8人に送り、4人へ郵送し、8人分印刷して持参。発表までの練習計画表と出欠予定表を作り記入してもらいました。予定表を紹介しますが、変更や追加などもある場合もありますので心得ておいてください。不明な時は必ず問い合わせてください。

(なんで急に海が出るんやね。馬路の海です。きれいでしょう。波に圧倒されました。山育ちの小生には荒れた海はこわーい。13日に温泉津公民館で福波小学校が「経家最後の手紙」を上演し、大きな感動を観客に残しました。多くの人がナミダが出て仕方がなかったと言っておられました。脚本を担当した者としては保護者の皆々や先生、何よりも26人の児童たちに感謝のナミダです。来ていた修平さんと別れ、温泉津からの帰りに馬路の海へ寄り、撮影したナミです。ミナミナさま素敵なナミでしょう?)

 15日は2月11日からの雪や大嵐の延長で、奥部は相当雪が積もっていました。全員集合状態ではありませんでしたが、大きくなった正子さんと春さんが予定時間内にきてくれましたので3場の読み合わせをまずやりました。声が小さいのと気持ちが声に入らない所や上滑りなしゃべり方の所もあり、遠く離れた所に立ち、そこまで声が届くように声をだす訓練などを何度も繰り返してやりました。種さんや豊さんや旅の僧は代役でやりました。

 正子と春はセリフは少ないのですが、ここは緊迫した場面ですから、下手な表現や表情や間やしゃべり方があったら目立ちます。3場に出る人たち全員でこの二人の高校生をバックアップしてやってください。3場は全員が集まれる日を確認して特別に稽古をする必要があります。

 そのあとは今まであまりできなかった2場で秋さんが「われやちゃまげぇに歌うのぅ。」の場面をストップをかけながら5回やりました。

( 馬路町つくりセンターに貼ってあったポスターです。馬路では郵便局と農協の入口にも貼ってありました。温泉津や仁摩や大国や宅野では車で走っている限りどこにも見えません。その点では大田の町を車で走っていても一枚も目に飛び込んできません。150枚も印刷したそうですからどこかにあるのでしょうが、恐らくみんな室内に貼ってあるんでしょうね。町の中でどこか3,4ヶ所車からも見える所へ貼りたいものですが、いいところはありませんかね。昔と違って、町中にポスターを貼るいい場所が本当に少なくなりましたね。昔は電柱や壁にべたべた!今は禁止!逮捕!逮捕されないいい場所があったら教えてください。)

 16日はステージを使って練習します。馬路の小学生が9人、それに琴ヶ浜盆踊り保存会の皆さんもこられますので、その場面と前後のつなぎを中心に稽古をします。

 子供とお琴、善作の場面もステージではまだやっていませんから距離や位置感覚をつかむために練習したいと考えています。

2/10(木)「琴の鳴る浜」練習報告です

 当日いなかった人たちにお知らせする報告です。基本的に木曜日は子供とお琴さん、善作さんの場面を中心に稽古をつづけています。市民会館の第一会議室でセリフを徹底して繰りかえし身につけました。

(これはどこでしょう。そうです。無人駅の馬路駅です。琴が浜を見下ろせる高台にさびしく建っています。電車が来ましたが止まらずにさーと過ぎ去って行きました。)

 10日はハルさんとアヤさんが都合で欠席、ゆいさんは残業でしたので踊りの練習は次ぎにして、癖のあるセリフを徹底的に修正し、自然な表現を繰り返しました。山本善作さんも来ましたので一緒にやりました。

 子供たちのセリフはどうしても棒読みになりがちです。言葉や発声や呼吸法や表現法をあまり訓練していませんから意識的に表現するのは無理なところがあります。そして一人一人が言葉や声の大きさや口の開け方などに独特の個性(というより癖)を持っていますから、「新しいことを発見したうれしい気持ちになってこのセリフは喋って」と行ってもすぐにはできません。癖のない子は速くマスターしますが、独特の癖がある子はなかなかその癖という個性から出られません。じゃ、どうするか。ここが難しいところです。

 繰りかえし同じことを大声で言って自然に身体に覚えさせるーこれは一つの解決法です。この日はそうするために不自然なセリフを修正し、自然な言い回しを大きな声で5回その場で言わせました。ぼくは部屋の遠くへいて、「ここまで声が届くように大きな声で5回!はいどうぞ!」全部のセリフを読ませながら、おかしい所は5回言わせました。

 うれしかったり、発見をしたり、いいことを提案するときには、思わず言葉に勢いがあり早口になるのが人間の心理ですが、そうならずに平板な朗読口調になる場合が一番多い。セリフを言っている、という意識が抜けないのでしょうね。

 2場のお琴さんとの場面では何故か修正して5回言わせるセリフが1場よりも遙かに少なかったのは不思議な気がしました。劇のその場面が子供たちの気持ちに自然なのでしょうかね。無理に作らなくても自然な気持ちで言えるからでしょう。昨年の本番でもこの場面はとても自然でしたからね。

(平成22年の公演で馬路盆踊り保存会のみなさん4人に指導していただき本番にも参加していただきました。本番前の中ホールでお琴さん、3人の子供たちと一緒に記念写真をパチリンコン!2月16日の夜には市民会館の舞台で盆踊りの場面を中心に稽古をします。よろしくお願いいたします。…とかいてもこのなかでこれをよむひとはオンリワン!わかっています。)

次回は12日(土)19時からステージを使って練習します。大雪が降るとテレビは言っています。今日は大阪や東京で雪が降っているそうですが、この大田は曇ってはいますがやや温かく雪がふりそうなけはいはかんじられませんけどね。どうなるんでしょう。

2/8(火)「琴が鳴る浜」立ち稽古の報告です

 2月に入ってから晴れの日もあり、温かくなりました。奥部の道路の雪も消えて、昨夜は久しぶりにレイコさんの笑顔を見ることができました。風花の小島さんへお願いしていた高校生二人も初参加!楽しく勢いのある立ち稽古ができました。三場については連日頭を悩ましていましたが、やっと4ぺージ分を書き印刷して持参。説明して読み合わせをしました。次回までには最後まで印刷して持っていきます。

 (昨年の11月に写した馬路の琴ヶ浜の風景。このブログで大田の松井整司先生の新刊「鳴り砂放浪記」を紹介しましたが、琴ヶ浜のことや何故砂がなるのかという実証的な研究成果がかかれています)

 8日はお種さん、お豊さん、ハナさん、サトさん、尼僧、善作、正吉、秋、地頭、熊八、源五郎、それにニューフェイスのカンダさんコジマさんと多くの参加者がありましたので何となく華やかで充実した空気に溢れていました。一場、二場の立ち稽古を中心に練習しました。

(左は馬路の高山で499㍍あります。琴が浜から約3キロ離れたところにあります。車で登れますが途中から通行禁止になっているそうです。右の山は城上山。大森にある城上山はその昔はこの山頂にありました。1424に大内氏が大森の愛宕山へ移し、1577年に毛利氏が現在の場所へ移したそうです。大物主命(大国主命)を祭っています。「琴の鳴る浜」では歌にもでてきます。

むかしむかしのそのむかし                                              出雲の杵築 おおやしろ                                               大国主の命さま                                                     海から浜をはるかに眺め                                               うましところと のり給う                                                 うましうるわし 馬路の里                                                うましうるわし 馬路の浜

善作「お琴さん、こりゃ打歌山(たかやま)の神社のお守りじゃ。きっと守ってくださる。きっと守って…」

クライマックスの重要なセリフですが、「こりゃ城上山の神社のお守りじゃ~」に変更したほうがいいですね。たかやまの方が分かりやすいからと思ったのですが、伝統ある「きがみじんじゃ」を生かすことにしましょう。な、ヤマモト君。

次回は12日(土)19時から今年初めてですがステージで稽古をします。

今週はいろいろありまする。                                              9日は午後から温泉津公民館で福波小学校の劇「経家 最後の手紙ー不言城の子供たちへ-」の練習とリハ。夜は子供中心の稽古。                                              12日は四十九日の法要。夜はステージを使って稽古。                               13日は9時30分から温泉津で経家のシンポジュウ-ム、10時30分から福波小学校の劇上演。     15日(火)大人中心の劇稽古                                             16日(木)仁摩の盆踊りの人や子供たち9人が初めて参加してステージ練習。                17日(木)子供場面練習                                                18日(金)映画「靖国の檻」18時~あすてらす                                   19日(土)13時~19時ステージで稽古                                            20日(日)9時30~12時ステージで劇の稽古。13時~16時は合唱、演奏と劇の合同練習

台本も完全版にしてプリントせねばなりませぬ。20日までにはパンフレットの原稿を書かねばなりませぬ。詩の〆切も直前。チラシを郵送して劇へ来てもらう呼びかけもせねばだれもきてくれませぬ。

上記の稽古の日程については効率良くやるために事前に欠席者調査をし具体的に練習計画を組まねばなりません。どの日が都合が悪いかとか、何時からなら参加できるかとか、お知らせください。

なんかまたカンパ、かんぱ、寒波がくるそうですね。12日を狙ってくるそうです。たいへんです。れんしゅうもだけど、法要のため遠くから車で帰ってくる者が大雪にまた閉じ込められるかもしれませぬ。

春よこい 早くこい おうちの前の 桃の木も はよはる来いと 待っている

 むかししょうがっこういちねんのとききいたうた。

1/27,1/31,2/1 「琴の鳴る浜」練習報告です

遅くなりましたが、報告をします。連日寒い日でした。山間部は50㌢~1メートルくらい積もっているのではないでしょうか。27日は発声練習をして子供たちと善作さんの場面を台本を持って練習しました。ゆいさんがきてからは踊りの振り付けをしてもらいました。都合がわるくミヤさんは欠席でした。

1/31(月)は練習日ではありませんが、音楽の長坂先生と伊藤さん、事務局長、それにすはまくんで音楽と舞台進行とのすりあわせをしました。二場の終わりに新しく2分弱で演奏をいれることになりました。ここは時間の経過もありますので、それを表すこともありますが、たっぷり演奏を聞いてもらおうということです。長坂先生が新たに作曲されます。

 3場については最初の歌「うましところ」を「いろはにほへと」の曲でアカペラで歌う事になりました。仕事をしながら歌うという設定です。また人麿の歌は5,6人の子供たちが舞台の袖の中で歌う事にしました。歌の二番ではお琴さんの声も入ることにします。実際はどうなるか若干検討の余地もあります。

2/1(火)は3場と2場のを台本は持たずにやりました。地頭、琴さんは仕事で欠席、サトハナさんはインフルエンザ、豊さんは雪、種さんはカジなどのため代役でやりました。ラストシーンは若干セリフの追加変更を残していますがミカンさんがしっかりと気持ちを込めて表現し、緊迫感がでました。

次の日は舞台を使ってやる予定です。変更もあり得るのでいつも注意しておいてください。

12日19時~                                                         16日19時 仁摩から子供たちも来ますので盆踊り場面第一です                        19日13時~17時                                                    20日9時30分~16時

 どの場面を集中して練習するかについては詳細をその内プリントします。17日の夜のステージも使えるそうです。各人の都合によっては、特定場面の集中稽古も可能ですが、話しあって決めましょう。

 新年おめでとうございます。天気がよくて昨日までの天気が嘘みたいです。                                               今日は2月3日。夜は子供場面の稽古です。今日は旧正月です。

1/18(火)「琴の鳴る浜」練習報告です

 上の写真は平成22年3月14日13時50分、大田市民会館の前庭で、「琴の鳴る浜」の開場を待つ人達の列です。この列を見たとき、体が震るえました。キャストはみな楽屋で準備中ですから、この行列を見た人はいませんが、琴を演奏された合原さんはたまたま2階の会議室から見て感動されたそうです。開演前からこんなに来て下さったのだ!ベストを尽くして皆さんの期待に応えないと天罰が下るぞ!という声も聞こえてきました。大田市民会館の催しでこんなに長い行列が開場前にできたのは近年では初めてかもしれません。

 今日の目的は過去を振り返ることではありませぬ。1月18日の稽古の様子を欠席したメンバーに報告することです。(そうだ!)

 この日も寒い一日でした。日中は少しし寒さも弛みましたが、夜には零度近く、路上はカチカチに凍っていました。この寒さの中、年末からの雪で来られなかったミカさんがはるばるミサト町から邑智の山を越えて来てくれました。

 お種さんが住んでいる飯南町は大雪ですから車で来るのは危険です。あせらなくてもいいのでレイコさんはじっくり読み込んでおいてください。代役でしっかりとやっています。

 この夜は、お豊、清野、正吉っあんは代役で、11人が集まり読み合わせをしました。特にラストの場面は茅乃さんが初めてですから2回じっくりと読み合わせたあと、みんなで意見を出し合い議論しました。さすがミカさんは十分脚本を読み込み動きやセリフや感情の動きを自分のものにしていましたね。間の取り方も、相手の心理や自分の心情を十分理解していましたので、とても初めての読み合わせとは思えませんでした。

 劇は相手との関係を表すものですし、相手の反応によって自分の反応も決まります。相手と関係なしに自分の気持ちだけで反応していたら劇になりません。そういう点でミカさんと村人とのやりとりが今までになく新鮮で感動的な場面になるだろうという期待が大いに持てました。ミカさんはかなり出来上がっていましたので村人の方がかえって遅れて色褪せて見えたほどです。それは、ラストの場面は、さらっと演じようという初回の台本の意図がセリフに残っているせいもありますが、同じ役でも役者が違えば、まったくといっていいほど表現も変わりイメージも別のものになるという結果でもあります。それに対する新たな対応が台本のセリフでも役者の表現でも必要になってきたということです。

 みんなで議論しながら納得して劇を創っていくというのがぼくの演出方針です。ラストシーンについても大いに議論しました。修正したり追加したりする箇所もでましたので、次回までには手をいれます。

 3場のあと、2場の村人と地頭の場面も読み合わせをしました。ここは次回からは立ち稽古です。

 次回は20日(木)です。善作、オコト、子供たちの場面です。8人になりましたので舞台処理がちょっと難しくなりますが、ユイさん、踊りの振り付けをお願いします。

 1/24(月)には市民会館でスタッフとの打合会があります。夜7時半からですが、都合がつく人は来てください。修平さん山ちゃんは都合がつけばきてくれるとうれしいね。

1/11(火)二場立ち稽古中心に練習

 この写真は平成22年3月、開幕直前の舞台風景。実行委員長、勝部義夫さんの挨拶です。

 平成23年1月11日の報告です。                                            重房、繁さん、琴さん、元五郎、熊八、善作、種さん、サトさん、秋さん、正吉、浜さん。11人で二場の地頭と家来、村人の場面を中心に立ち稽古の練習を3回、琴さんと繁さんの二場の最後の場面を2回立ち稽古で練習しました。    

 「自分を演じる」のではなく「役を演じる」のが劇ですが、そのためにはどんな役なのかをしっかり理解する必要があります。役を演じるためにはそれを表現する力が必要になってきます。

 隣の一号室では大田市民会館の耐震について会議がありました。両方にでることは不可能なので劇の練習へでましたが、どういう議論が行われたのでしょう。気になります。劇の練習は火曜日と木曜日ですが、耐震の会議は火曜日だとか。これじゃ全部がっちんこです。

 次は13日(木)一場と二場の子供中心の場面です。大人は善作さんとお琴さんは必需人です。それ以外の人がこられたらもちろん練習をやります。

1/6,1/7劇の練習報告です

 1/6(木)は寒い日でした。市民会館の会議室で子供中心の練習を予定していましたが、昨年の12月末に郵送した予定表などが7人の子供たちにまだ届いていなかったので、二場を中心の読み合わせを3回、三場や二場の冒頭の会話を読み合わせてチェックしました。参加者はツツミさん、ミツイさん、ヤマさん、リョウタくん、ユカリさん、とスさんでした。

 台詞は基本的に、色をつけたり抑揚をつけてり言葉をのばしたりあちこちで切らないというのは基本です。色や強弱をつけずに太い棒のように一本調子で喋るという基本(発声の力)が根底にあって、その上に感情をこめたり強弱をつけたりしないと台詞がふらふらして安定しません。呼吸法や肺活量や横隔膜の使い方などが大きく左右しますから一朝一夕にはいきませんが、日頃の練習で訓練していく必要があります。

 事務局長さんが来られてチラシやチケットを劇研空割り当て分をドサッと手に渡されました。全部で250以上ありますので頑張って買っていただかなければいけません。とりあえず平等に10枚ずつ渡しました。繁さん30枚。今回も頑張ってくれます。ありがたいことです。数枚しか売れないひともありますので頑張ってくれるメンバーがいないと穴埋めができません。たいへんですが皆さんよろしくお願いします。

 チラシ、ポスター、チケットはまだありますのでいつでも申し出てください。

 1/7(金)雪が降る寒い夜でしたが予定通りに練習しました.劇の冒頭場面や二場の地頭の場面、二場の終わりの場面などの読み合わせです。マサコさんの代わりにヤマネさんにお願いしましたが初めての読み合わせです。慣れない石見方言を心配しておられましたが、読んでもらった中のセリフでは1,2ヵ所やり直しただけで合格でした。気持ちが籠もると声が上ずる傾向があるので気をつけましょう。                     

 善作、ハナさん、ヤッサン、元五郎、熊八、種さん、繁さん、お琴さん、サトさん、スーさん。三郷町や飯南町は雪で出席は不可能でした。5人にチケット50枚とチラシを渡しました。一場の子供が一人増えましたので、9~13ページ5枚を15人分印刷して渡しました。子供たちには青少年ホームへ8人分預けておきました。「風花」は8日に練習するそうです。事務局長と、三場で風花の高校生が二人でも出てくれないかなと話しました。どうなるか未定。

次の練習日は11日(火)です。大人中心場面です。

上の写真は結団式のときに自己紹介された山野熊八の山尾さんです。前回の「琴の鳴る浜」では無かった役をつくり演じていただきます。声量十分ですし力強い熊八が舞台を引き締めてくれるでしょう。

この記事は参加できなかった人が進捗状況を確かめるために書いています。