H29,総合演劇誌『テアトロ』 石見演劇フェスタをリポート

月刊総合演劇雑誌『テアトロ』が6月号で、2月に浜田市で開催された石見演劇フェスティバルの様子をリポートしています。筆者は演劇評論家でロシア文学者、神奈川大学名誉教授の中本伸幸先生。掲載について、東京の佐藤万里さんから知らせていただいたのですが、何故片田舎の演劇祭が伝統のある全国誌に取り上げられたのだろうと一瞬考えました。本を読んでみて、フェスタの後で、中本先生と立ち話をしたのを思い出しました。ロシアの劇団が上演したので観劇に来られたのです。

リポートは3ページに渡っています。1915年に島村抱月と松井須磨子の芸術座がウラジオストックで上演した歴史や2年前に同市を訪問して劇を上演した浜田の劇団のこと、今回の上演9団体の紹介や劇の特徴をポイントを押さえ簡潔に紹介しておられます。

(風景写真として紹介しますので、字はボケけていて読めません。読みたい人は実物を購入して読んでください。発行は神田神保町1-42-12村上ビル カモミール社)

大田の劇研「空」は、創作朗読劇「吉川経家最後の手紙ー石見福光城の子どもたちへー」を上演したのですが、一部を引用してみます。
「 ~ 2000年に大田市で産声を上げた。『感動のある舞台の創造』『地域の歴史・文化の掘り起こしと再創造』をめざすという。単なる朗読劇ではなくて、ギター、シンセサイザーを取り入れ、映像や音響、生演奏も楽しめた」
各上演舞台の寸評が「なーほど、そうか」と参考になります。ロシア極東国立芸術大学演劇部の劇は:「出演者たちの巧みな演技に感服した」。益田のドリームカンパニーは:「見ていて身につまされた」。江津の演戯人は:「痛快で清涼感のただよう好舞台であった」。浜田のてんからっとは:「チェーホフの掌編『ワーニカ』の卓抜な翻案劇である」。

演劇評論家の大ベテランにひと言でも批評をしていただけるということは、とてもうれしいことです。ありがとうございました。

なお、この演劇発表は、当初は石央地芝居大会として平成23年(第4回)まで開催していましたが、平成26年から石見演劇フェスティバルと名称を変えて開催しています。次回はいつ?さぁー?、未定だけど、今年度の開催はありません。数年後の開催を信じて、いい劇を準備しておきましょう。(ブログ 劇研「空」Stagebox すはま)

H29,第16回島根演劇ネット総会(5/28)

松江市八雲町の「しいのみシアター」で島根演劇ネット総会がありました。ヤマモト、スハマが参加。Yプロから坂井さんはじめ3名。会長、園山さんの司会で事務局の有田さんの決算、行事報告などあり、承認しました。発足当時より加入団体が減り、目下5団体ですが、呼びかけをしようということになりました。

演劇ネットで大きな事業は、島根県の「文化芸術次世代育成支援事業」の受託です。昨年度は「あしぶえ」が小中学校7校でワークショップを実施、「Yプロ」は2校で実施しました。劇研「空」は中学校で演劇発表の指導をしましたが、この事業ではありません。今年度は二つの講習を予定しています。「シェクスピア入門」と「日本演劇学校」です。決定次第お知らせします。各団体では様々な公演を予定しています。
創立50周年になる「あしぶえ」は『セロ弾きのゴーシュ』を6月4日に益田市グラントワで上演します。近くの人はぜひ足を運んでみてください。素晴らしい舞台に出会えます。6月18、7月2、23日にはしいのみシアターで上演します。11月2~5日には「松江・森の演劇祭」を計画。外国からも劇団がやってきます。盛大な演劇祭になることでしょう。50年の歴史の成果。全国的にも注目される演劇祭です。
劇研「空」は9月9日に大田市民会館中ホールで、第8回「朗読を楽しむ」-石見銀山特集ーを予定しています。他の劇団はまた紹介します。(劇研「空」ブログ Stagebox)

 

 

H29,第1回「朗読で楽しむ名作・古典」小泉八雲『雪女』(4/26)

大田市民DSC07802会館のカルチュア-講座は、予定通り4/26日、19:30~20;30、市民会館会議室で行います。第1回は要望もあった小泉八雲の『雪女』です。テキストは作りました。まだ渡してない人には当日配ります。『耳ない芳一』や宮沢賢治の『銀河鉄道』、『古事記』を現代文で朗読することも予定しています。声に出して読むと、楽しさも倍になり、人の朗読を聞いていると、学ぶところがあり楽しいものです。興味がある人はどうぞ。劇研「空」のメンバーも参加します。(ブログ  劇研「空」お知らせ すはま)

H29,「朗読で楽しむ名作・古典」市民会館文化講座(案内)

平成29年度大田市民会館カルチュア-講座、「朗読で楽しむ名作・古典」
チラシ(申し込み書)がやっとできました。
H29 チラシ「朗読で楽しむ名作・古典」 (1)
第1回は4月26日19:30~20:30、会館2階会議室で開きます。1回目は小泉八雲の「雪女」「耳なし芳一」「むじな」を予定しています。2回目は宮沢賢治。古事記も現代文で音読します。順番に読んで朗読を楽しむ会です。興味のある人はどうぞ気軽にご参加ください。
H29 チラシ「朗読で楽しむ名作・古典」市民会館文化講座4,1

大田市民会館文化講座には次のようなものもあります。
「書道教室」(大野典子先生)、「アコースティックギター・ウクレレ講座」(大畑茂樹先生)、「日常英会話」(ワイルズ先生)、「美アップヨガ」(松井江津子先生)、「ボイストレーニング」(大畑和樹先生)。
興味がある人は是非参加してください。

 

 

H29,3 第5回石見演劇フェスタ実行委員会(報告)

2017/03/11(土)石央文化ホールで最後の実行委員会が開かれ出席しました。議題は決算と反省です。注文しておいたDVDを2+1枚受け取りました。後日渡します。このDVDには劇研「空」の上演しか入っていません(1枚2500円)。朗読は迫力があり声も明瞭ですが、タナカさんの指摘を受けたように少しアンバランスもあります。映像との関係は大いに検討する必要があると思いました。いつか一緒に見て反省しましょう。
DVD 4k回石見演劇フェス反省点など主なものを報告しておきます。
・チケットは千枚以上販売した。当日券の販売が70枚以上あり多かった。
新聞チラシの配布や事前に記事が新聞に3回掲載された効果もあったと思える。
・観客は約800人。最後まで観劇した人が多かったのも今回の特徴。
・高校生以下の若い人が約110名あり、例年になく多かった。
・高校演劇部の上演も新鮮でよかった。特に明誠高校は地域の神話を素材にして
観客の興味をひき、高校演劇の枠を越え一般の人も楽しめる舞台だった。
・県外の広島や山口から来た人も10数名あった。
・事務局は評価を数字で発表されたが合計18点(20点満点)と高かった。
これはすべてアンケートや経費、入場料収入など具体的な数字で算出したもの。
各項目は5点満点。例えば、経営努力(84%)=入場料収入÷総事業費。
(経営努力5点、文化ニーズに応えたか5点、観客の関心度4点、観客の満足度4点)
DVD4回石見演劇フェスタアンケート(300以上)の結果も印刷して配布されました。参考までにその中から「空」関係のものを2,3紹介します。
・知らなかった歴史を知ることができた。演出もとても良かった。
・吉川経家を取り上げていただき大変うれしかった。ところどころ演奏の音が大きく
声が聞き取りにくいところがあり、ひと工夫ほしかった。
・つないでいくこと、ふるさとの歴史を語ること、見ごたえがありました。

チケット販売、広告集めなど浜田、江津の劇団のみなさんは大いに貢献されました。また1日9団体上演という超ハードスケジュールを無事に運営されたホールのスタッフの皆さん、多岐にわたる煩雑な事務を担当された事務局のみなさんに、お礼を申しあげます。次回は未決定ですが、開催するとすれば3年後の平成32年度になるそうです。
みなさん、おつかれさまでした。(ブログ 劇研「空」活動報告 すはま)

H29,2 第4回石見演劇フェスタ 観客800 盛況裏に終わる(1)

2017年2月5日、第4回石見演劇フェスティバルが盛況裏に終了しました。1日9団体上演という超過密スケジュールでしたが、ほぼ予定通り17時に終わりました。ひとまず劇研「空」を中心に簡単に報告します。
H29 経家 4回石見演劇フェスタ前進の石央地芝居大会から観劇していますが、今回は観客800人以上という発表が懇親会の席でありました。大成功と言ってもいいでしょう。例年は途中で帰る人たちが目につきましたが、今回はその数が少なかったのも特徴です。劇研「空」は朗読劇『吉川経家最後の手紙 ー 石見福光城の子どもたちへ ー」を発表しました。単なる朗読ではなく、多彩な映像を投影し、大畑茂樹・大畑世利子さんにギターとシンセサイザーを舞台で演奏していただきました。
 開城 演奏(開城され、秀吉の兵士たちがお粥を与えてくれました。しかしそれを食べる力もなく食べても頓死する者もいるという誠に哀れなありさまでした。上手は演奏者)

朗読という形式だから生かされる表現だと考え、今回は特に意識的にやってみました。浜田のヤマシロさんが終わった直後に、「とても迫力があった。映像は大変効果的だった。よく練習しておられるから発声がとてもよかった」と言われました(汗)今朝大田のタナカさんから電話があり、「地図の映像はとてもよかった。歴史を知らない者にもいい導入になった。音楽もよかったが、朗読と演奏が重なる場面では音量に工夫が必要ですね。マイクの使い方に差があったので気をつけたいね。石見でこんなすばらしい大会があることは知らなかった。高齢者の演技や舞台からも力強いエネルギーを感じて感銘を受けました」という言葉をいただきました。
群読 柵(「ここから引き出し助け候らえ!」秀吉の飢え殺し作戦で、400人の武士や農民が餓死寸前状態。柵にさばりついて叫ぶ痩せ衰えた農民たち。「頸をこなたかなたへ奪ひ取り逃げ候へき 兎に角に命程強面の物なし」信長公記より)

ロシアの極東国立芸術大学演劇部の劇は、伝統のあるロシア演劇の良さを感じました。懇親会で通訳の人に、舞台に立った二人の役者にロシア語で伝えてください、と次のようなことを言いました。「僕は若い時ロシア文学を読んで、ロシアの人たちの大地から生まれた様な素朴さに親しみを持っていました。今回の劇は、飾りを削り落とした様なシンプルさと的確な心理の表現にとても印象を受けました」。二人の女性はとてもうれしそうにニッコリ笑って握手を求めてこられました。
(マイエルダーブラザーは早稲田のロシア文学科を出ていて、東京では同じ下宿にいたこともあり、いろいろロシア文学などの話しもしました)

大畑さん演奏(豪華な生演奏です。大畑茂樹さん、大畑世利子さん。ありがとうございました)

観劇できない舞台が多かったのですが、明誠高校の村上彩音作『島根の話』は舞台の激しい入れ替えと動きをよく考えて、とてもテンポよく展開し、楽しい舞台でした。神話の独自の解釈や表現が愉快で面白く生きていました。「演劇ユニット」は初参加。竹本健二朗さんの創作でユーモアたっぷりの面白い舞台でした。笑いは狙って演じると底が見えてくるので難しいですね。若い人も多いし皆さん意欲的なので今後が楽しみです。「創作てんからっと」は達者な演技と舞台作りで緊迫した舞台でした。東京に住んでいる美崎理恵さんが創作し演出したそうで、サモアリナンと思いました、岩町センセイには言いました。「今回の演技賞ですね」理恵さんも注文を出して鍛えたそうです。激しい動きと激しいセリフ!エイティ○○イヤーズオールドです。年なんかカンケエネエ!いい見本です。みんなの励ましになりますね。
ふとした身近なところから空のシャシンが入手できましたので、使わせていただきました。サツエイキンシなので記録も残せずPRもできないのがザンネンですね。

会館のスタッフのみなさんお世話になりました。参加されたみなさんおつかれさまでした。(ブログ劇研「空」 すはま)

H29,2/5 浜田市で第4回「石見演劇フェスタ」(案内)

2月5日、石央文化ホールで第4回「石見演劇フェスティバル」が開催されます。9団体が出演。多彩な舞台が楽しめます。ロシアの極東国立芸術大学演劇部の特別参加もあります。これは本格的な演劇です。日本語の字幕もあります。
DSC07695上演順に団体と演目を紹介しましょう。地芝居あり創作劇あり朗読劇あり高校演劇あり、多彩な舞台です。
①9:00~山陰久佐松竹座『関取千両幟』
②10:00~市民演劇集団「ドリームカンパニー」『ささやかなさようなら』(創作劇)
③11:00~石見くにびき18座『この道をつないで』(創作劇)
④11:50~大田市演劇サークル劇研「空」創作朗読劇『吉川経家最後の手紙』
DSC07697                           ー 休憩です。ロビーでおいしい食べ物を販売していますー

⑤12:50~極東国立芸術大学演劇部『窓から野原の見える家』
DSC07696⑥13:40~明誠高校演劇部『島根の話』(創作)
⑦14:30~演劇ユニット 「演戯人」『海風に誘われて』(創作)
⑧15:20~NPO法人創作てんからっと 『大晦日のラプソディ』(創作)
⑨16:10~浜田高校演劇部『我こそが名探偵である』

劇研「空」は、前回『海を越えてサヒメの山へ』を上演しましたが、今回も朗読劇です。単なる朗読ではなく映像や生演奏を取り入れて新しい表現に挑戦します。演奏は大畑茂樹さん大畑世利子さんにお願いし、BGMとしてストリーに一つの流れをつくっていただきます。映像の原画は内田紀子さんです。劇とは違った面白い舞台になるのではないかと思っています。これが台本です。何度も改訂しています。
DSC07694山陰中央新報に2回取り上げられました(謝謝です)。ちょっと紹介させていただきましょう。読みたい人は買って読むか図書館で読んでください。
DSC07701チケットは1000円。当日は1300円。高校生以下は無料ですが、どういうわけか観劇にくる中高生の姿は今まで見たことがありませぬ。来て欲しいのですが、それがシマネのゲンジツ。でも今年は明誠校校が頑張っていますので、きっと若者の姿も見られるでしょう。楽しみです。

チケットは劇研「空」のメンバーも持っています。大田から行く人はほとんどないかも知れませんが、「おもしろげなけぇ、わりゃ行くぜよ!」という人があれば、受付でチケットを用意しておきますので、名前を言ってお金と交換してください。希望される方はお知らせください。メールでも0854-82-3040でもOKです。大雪が降らないことを祈りつつ。(ブログ 劇研空 すはま)

 

H29 新年おめでとうございます

穏やかな新年です。今年もよろしくお願いします。
dsc07252劇研「空」は2000年に発足、今年で18年目になります。「感動のある舞台の創造」「地域の歴史文化の掘り起こしと再創造」「独自性と普遍性」などを目標にしてやってきましたが、言うは易く行うは難しです。

昨年の主な活動は次のとおりでした。劇の発表はできませんでしたが、講座は月に3回、その他の発表が4回あり、〆切に追われる忙しい一年でした。
・大田市民会館文化講座「朗読で楽しむ名作・創作」一般の人対象。
・第7「回朗読を楽しむ」(市民会館中ホール9/17)
・大田三中全校参加劇「ヌチドタカラ」指導援助,10月
・久利町文化祭で映像を使った朗読劇『出口がない家』を発表,11/13
・浜田市白砂公民館で「詩の朗読」と朗読劇『出口がない家』公演,11/26
・大森町町並交流センターで「石見銀山民謡の旅」12/10(民謡要の会の高野要さん塩見妙子さん山中さん、大森の河村冨久代さんと劇研「空」のコラボレーション、以外と好評でした。こんな手軽なコラボもいいですね。)
1543779_253664078138473_37712547_n     (平成26年の石見演劇フェスティバル「海を越えてサヒメの山へ」)

平成29年度の予定で目前に巌と控えているのは、2月5日に浜田で開催される「石見演劇フェスチバルです。9団体が参加しロシアの国立芸術大学演劇学部からの参加もあります。劇研「空」は朗読劇「吉川経家最後の手紙」を発表しますが、キャストの変更もあり脚本修正、映像準備、練習など時間との格闘です。音楽は大畑茂樹、世利子さんにお願いして舞台で演奏していただきます。新鮮なtrialです。目玉です。楽しみです。チケットは千円、在庫を多数抱えています。欲しい人にはどこにでも持参・郵送します。
dsc07567(昨年11月「あすてらす」で行われた「映画とライブの集い」の舞台です。ギターは大畑茂樹さん、歌は梶谷美由紀さん。デビュー以来、久しぶりに梶谷さんの歌を聞きました。優しく包むような温かい声が心に届きましたよ)

市民会館の文化講座の内容は未決定ですが、現在時点では古典の朗読など予定しています。朗読を楽しむも予定にはありますが、内容は未定です。石見銀山世界遺産登録10周年で、ささやかなことでもやりたいものですが、目下力不足です。身の丈にあったことを着実にやりたいと思います。メンバーのみなさん、よろしく。(ブログ劇研「空」すはま)

 

H28 12/10 大森で「石見銀山民謡の旅」(劇研「空」)

12月、10,11日に「中国ブロック・ユネスコ活動研究会in石見銀山」が大森町並交流センターと世界遺産センターで開催されます。10日は12時から映画「アイ・ラブ・ピース」が上映され、午後から開会式があり17:40まで様々な講演があります。
dsc0759718時から懇親会がありますが、その時三隅町の紙漉歌と石見銀山の民謡などが披露されます。大森の河村さんから、「歌だけでは淋しいので何か考えて欲しい」と依頼があり、「石見銀山民謡の旅」として、20分ばかりの台本を作りました。民謡は河村さん、「民謡要の会」の高野さん、三味線・塩見さん、尺八・山中さん劇研空は山本、松本、洲浜が寸劇や朗読で3つの民謡(三夜節、巻き上げ節、銀掘り歌、詩吟)の歴史と文化、歌の背景を映像も使いながらオモシロオカシク(ノハズ)紹介します。
dsc04918高野さんや河村さんとは、今までに何回か舞台で共演していましたので、短期間でしたが、ツーカーでスムーズに事が運び実現しました。どうなりますことか。どう受け止めていただけるか、ちょっとしたチョウセンでもありボウケンでもありまする。(ブログ 劇研「空」すはま)

H28 「詩と創作民話の朗読」好評裏に終了(11/26)

浜田市三隅町の白砂公民館で「第2回ごえんときずな」が開催され、詩と創作民話『出口がない家』を朗読しました。会場はほぼ満席、80人くらいだったでしょうか。言葉遊びの詩では何度も大きな笑い声が起き、創作民話でも、「ここは笑ってほしいところだ!」と思って書き朗読した場面では、ほとんど笑いが起きました。簡単なことのようで、お客さんに笑ってもらうのはとてもむつかしいのです。
201611261443064終わって担当された中村さんやそのほかの係りの人たちが、「とても皆さん喜んで帰られましたよ。感動して涙を流しておられた人たちもありました」と言われました。それは上演しても感じました。客席と舞台が近く会場も広さも適切で、お客さんと舞台の朗読者の呼吸が伝わる感じがしました。役者が楽しい気持ちで明るく伸び伸びと演じれば、それがそのまま伝わるのです。「逆も真なり」で役者が固くなってクソマジメニ演じれば、それがそのままお客様の舞台へ対する防御姿勢になります。
img_6567
僕は解説をしたのですが、原稿を書いて準備していましたが、2回目から原稿を見ませんでした。お客様の反応を受けて、そこから言葉が生まれてきました。まさに臨機応変です。そうしなければ、解説が杓子定規になり、お客様の気持ちとかけ離れることが会場の雰囲気からわかったからです。朗読した「空」のメンバーもたぶん同じ気持ちで朗読したことでしょう。いろいろと学ぶことが多く、同時に今後の創作に明かりが見えてくる気がしました。
unnamedこの公民館は9号線のすぐ近くにありますすが、周囲は山で民家は見えず不思議な場所にあります。聞けば小学校が廃校になった跡にできたとか。集落の戸数は105戸だそうですが、実に立派な公民館で驚きました。主催は社会福祉法人たいま山秀峰会ですが、今回公演を企画された中村さんはマイクを8本も専門店に頼んで準備され、音響器具も十分用意しておられました。理事長の田中敏勝さんはじめみなさんとても細かい心遣いをされて恐縮しました。車で帰るとき9号線へ出る三叉路で、係りの人が二人も立って誘導しておられ、頭が下がりました。もうほとんどの車が帰ったあとでしたから、僕らの車のために立っておられたのです。

みなさん、お世話になりました。おつかれさまでした。(ブログ 劇研「空」すはま20161127)