R4,第11回「朗読を楽しむ」好評裏に終わる(感想の一部紹介)

10月1日、予定通り大田市民会館中ーホールで開催しました。コロナの心配もあり、30名を想定して椅子を用意しましたが、約40名来て頂きました。アンケートも好評でした。そのうち劇研「空」会報23号に掲載しますが、ここではその一部を紹介し, 遅くなりましたが報告とします。参加された皆さん、協力頂いたみなさん、ありがとうございました。

トップは「空」の4人で「吾妻鏡」から当時の時勢を講談調で解説し「北条政子の演説」の現代訳、書き下し文を朗読しました。写真は鎌倉安養院の北条政子像。
「北条政子の演説」(松本、山本、吉川、洲浜)
・テンポ良く進行。掛け合いのような朗読がとても良かったです。・政子に衣装を着せて高い場所で語らせてみては。・政子の演説について初めて知りました。臨場感ある朗読で感動しました。・ラジオドラマの様でした。・鎌倉殿(TV)とマッチして、期待が膨らみました。・テレビを観ているので、関連付けて楽しかった。

大屋町の伝承「鬼の一夜城」(文 高橋和子 渡利章子 朗読)

・このお話が聞けてよかったです。・ふる里の文化を伝える役割ーとても大切です。
・鬼や村人の様子が目に浮かぶようでした。・味のある朗読で、来てよかった。
・鬼岩 先日行ってきました。今日の話を聞いて、よりロマンを感じました。

詩「ふるさとの道端で」(洲浜作 渡利章子 朗読)
・とても好きだった。良かった。・懐かしい気持ちになりました。・会話の部分がすっと胸に入ってきた。・良い詩でした。芝居仕立てで観たい。・邑南町の景色ですね。・ふる里の情景が浮かびました。・味のある朗読で、来て良かった!・その情景が浮かんできて、人の命のはかなさ、一期一会など感じました。

歌唱「琴姫愛歌」(歌、福田隆昌 作詞、松浦和敬)

・馬路の事、琴姫の事、あまり知らないのですが、鳴き砂と琴の音について関連しているのだと知りました。・とても良い詩で曲も素敵でした。レコード化して“IJC”で流されたら如何ですか。・地域を伝える歌、大切ですね。・いいメロディーに心地よい歌が良かったです。・初めて聴きました。琴姫伝説、鳴き砂、目に浮かびます。・ゆったりした愛歌うっとりしました。・松浦さん、いつまでもお元気で、笑顔で。

「川に飛び込んだお袋」(文 栗木義光)「あめ色の風景」(文 武田 穣 朗読 澤江洋子」
・澤江さんの人柄、語りに合っていました。澤江さんがそんなに高齢だとは…、びっくり!いつも上品で素敵です、ファンです。・地域の文化人 利三さんの業績が紹介されていて、タイムリーでした。(今はふるさと文芸は終了しているので)・お年とは思えない程迫力のある素晴らしい声でした。・高齢なのにしっかり朗読され素晴らしいです。・まず、お年に感嘆しました。あれだけ朗読されても息が切れていない、ほんとにお疲れさまでした。

朗読劇「あの夏 校舎は原爆病院だった」(脚本、洲浜昌三 朗読、松本領太、山本和之、吉川礼子、堤 浩隆)資料や記録、手記などから事実を紹介するとともに、映像や音学などを使用して楽しめる舞台として発表しました。特に献身的に看護された女学生、毎日100人規模で看護された婦人会のみなさんへの感謝をテーマにしてつくりました。写真は旧制大田中学校。女学校と共に広島陸軍第一病院分室でした。

・資料や写真、古文献等よく集められ感動しました。
・母校で起きていた事、今戦争の起きている国、ただただ平和を願いたい気持ちです。・大変貴重なお話をありがとうございました。
・母(93歳)学徒動員の話を聞いた事があります。今は認知症で覚えていない。多感な若い頃。校歌、母に聴かせてやりたかったです。涙なみだで聞きました。戦争は絶対にいけませんね。良い時間をありがとうございました。前は話しが少し長かったです。
・貴重なお話ですね、大田の歴史として是非残していただきたいです。ずっと知りたかった分院のお話が聞けたし、皆さんの演技のおかげでとても入ってきやすかったです。中学、高校で演じていただきたい。・いい話でした。

・大田や戦争中のことなど、知らないことだらけで勉強になりました。戦争中の女学生の姿を想像するといたたまれない気持ちになりました。平和な世の中がずっと続くことを願います。
・感動しました。今、子供たちに伝えるべき内容です。ぜひ又、どこかで上演してください。ありがとうございました。
・遠い過去の話、歴史の事実をよく調べて朗読。劇研「空」として大変良いシナリオ、良い朗読で、皆さん大変上手に発表され、大きな拍手 をお送りします。もっともっと市民の皆さんがみられたらと思います。今後も、何回も発表してください。

5人で発表する予定でしたが、直前に一人のベテランメンバーが参加できなくなり、そのセリフを4人に振り分けました。変化、多様性、個性の差を考えて台本を作っていましたので、想定外なことでしたが、朗読でしたので経験豊かな4人のメンバーで無事に終えることができました。朗読と劇では作り方は大きく異なりますが、劇として脚本に書き直しても面白いと思って観劇しました。みなさん、おつかれ様でした。ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。
(ブログ:劇研「空」活動報告 地域情報 観劇 20221010劇研「空」洲浜)

 

R4, 朗読劇「校舎は原爆病院だった」本日10/1

今日は、第11回「朗読を楽しむ」。13時30分開幕です。第2部では、創作朗読劇「あの夏 校舎は原爆病院だった」を発表します。旧制大田中学校、大田高等女学校が広島陸軍第一病院の分院に指定され、約600人の被爆兵士が運び込まれてきた77年前の出来事です。
8月9日に約300人、11日に約300人の被爆兵士が運ばれてきました。どんな状態だったのでしょう。手記や記録を元に発表します。
映像や音楽もたくさん使って退屈しないように工夫しましたが、果たしてどうでしょうか。チケットはノルマになるり負担になるので、ありません。でもどれだけ来ていただけるか見通しは立ちません。椅子を相手にしてもやります。ラストステージかもしれません。頑張りましょう。はい。9時半から練習です。
(ブログ:劇研「空」 お知らせ 朗読を楽しむ 20221001すはま)

R4,「北条政子の大演説」(第11回朗読を楽しむ 10/1) PR

NHK大河ドラマで「鎌倉殿の13人」が好評です。12歳で征夷大将軍のあとを継いだ実朝はまだ存命中ですが、やがて頼家の子、公暁に殺され、さらに公暁も殺害され、源氏の正当な血筋は途絶えます。ここぞとばかり後鳥羽上皇は北条義時追悼の院宣を発し、兵をあげます。混乱する鎌倉の御家人たちをまとめたのが、かの有名な北条政子の文です。世にいう「政子の大演説」です。原文をどうぞ。
前半に楽しい解説を入れて、手紙を朗読します。俗に「北条政子の大演説」として知られていますが、景盛が「殿原」(武士たち)へ読んだようです。この演説を聞いて殿原は涙を流して感動し、一気にまとまり、わずか一ヶ月で勝利。後鳥羽上皇は隠岐へ流されました。現代文と書き下し文を朗読します。
(ブログ:劇研「空」活動報告 お知らせ 20220929すはま)

R4, 第11回「朗読を楽しむ」市民会館中ホール(10/1)

コロナコロナで2年連続中止しましたが今回は椅子相手でもやります。
10月1日(土)13時30~15時30大田市民会館中ホール。
開場は13時。参加費500円。チケットはなし。気軽においでください。

演目や朗読者など都合により変更することもあります。ご了解ください。できるだけ映像などを使用し目でも楽しめるように工夫する予定です。朗読劇「あの夏 校舎は原爆病院だった」は資料や手記を中心に音楽なども使い楽しみつつ原爆の悲惨さをと平和の尊さを伝えたいと思っています。
(ブログ:劇研「空」お知らせ 地域情報 朗読を楽しむ 20220912すはま)

R4,お知らせ:第11「朗読を楽しむ」・市民会館文化教室「朗読講座」について

第11回「朗読を楽しむ」は、10月1日市民会館中ホールで開催予定です。第一部は自由参加です。第二部は劇研「空」の創作朗読劇です。
月に2回開催している市民会館カルチュアー教室「朗読で楽しむ郷土の作品」は夜開です。その二つの案内をPDFで紹介します。必要な人は開いてご覧ください。
R4,6, チラシ ,第11回「朗読を楽しむ」「朗読教室」開催について」20220608 劇.jtd

何もないと淋しいので、第6回と8回の「朗読を楽しむ」舞台写真を紹介します。
(ブログ:劇研「空」 お知らせ 地域情報 20220706すはま)

R4,島根演劇ネット総会報告(5/29)

コロナ禍のため2年連続書面表決でしたが、今年は総会が「しいの実シアター」で開催されました。決算、予算、活動報告、今年度行事予定など審議されて承認されました。劇研「空」と「松ぼっくり」は委任状を提出しました。あしぶえ、Yプロジェクト、きらめき弾の皆さんが出席。各劇団が活動報告を提出しますが、「空」は次のような文章を提出しました。公演は動画で発信された「サヒメの大使命」だけです。

R4,5,演劇ネット 総会 活動報告 (3)

創作朗読劇「サヒメの大使命~海を越え石見の大地へ」は益田のグラントワで撮影して「しまねっこCHしまね文芸2021」で発信されました。DVDと冊子も作りました。次の動画は見た人もあるかと思いますが、2021年度の活動記録とし紹介します。冊子とDVDは130作りましたが、少し余分があります。欲しい人はどうぞ。


島根演劇ネットは現在5団体で構成され事務局は松江の「あしぶえ」、事務局長は有田美由樹さん、会長は園山土筆さんです。県の文団連に加盟しています。どうぞ加盟して県の演劇活動を盛り上げてください。連絡は事務局へどうぞ。
(ブログ:劇研「空」活動報告 島根演劇ネット総会 20210613すはま)

R4,「朗読で楽しむ郷土の作品」(市民会館カルチュアー教室)

大田市民会館の今年度の文化行事を掲載したチラシは既に配付されていますが、裏面に「地域ステージ」の6つの公演が載っています。すでに終了した公演もあります。劇研「空」は、コロナ禍のため活動を延期していましたが、6月からスタートします。先ず、チラシの「地域ステージ」をご覧ください。
カルチャー教室「朗読で楽しむ郷土の作品」の予定です。月に2回実施します。月の最初は、主として朗読劇「あの夏校舎は原爆病院だった」を中心に行います。月の後半では、各自が読みたいものを持参して(約10分以内)朗読してもOKです。更に郷土の作品をプリントして持参しますので、それを輪読します。随筆、歴史文献、小説、民話、詩など、郷土の作品でなくてもOKです。場所は市民会館会議室、19時30分~21時、開催日は水曜日で次の通りです。
6/8,   6/22,  7/6,   7/20.       8/3,   8/24,        9/7,   9/21,    9/30(リハ)
10月1日は第11回朗読を楽しむ」の発表会です。
コロナ禍で2回延期しましたが、今度は無観客でもやります。第一部は自由参加です。1昨年は、講談、難波利三さんのエッセイ、詩の朗読、自作品の朗読など予定していました。再スタートです。目下、ギターで創作曲を歌いたいという希望が出ています。どうぞ、気楽に参加してください。創作大大大歓迎です。チラシを作るために〆切を7月10日にします。郷土から生まれる創作をみんなで応援し楽しみましょう。
(ブログ:劇研「空」 お知らせ 地域情報 劇研「空」活動報告 20220431洲浜)

R4, 第11回「朗読を楽しむ」1/29は中止します

1月29日に大田市民会館で計画していました第11回「朗読を楽しむ」公演は中止することにしました。新型コロナやオミクロンなど感染者が今後も予測不可能な状態がつづいています。不特定多数が集まる市内の催しが相次いで中止になっていることを考慮し、思い切って決断しました。文書も発送し、チラシも400枚くらい配付しましたが、全て「ミズノアワ」です。発表予定だった大田女学校の校歌と校舎です。
予定していた朗読劇「あの夏 校舎は原爆病院だった」は、資料を集め脚本もでき練習していましたが、もしまたの機会があれば、オタノシミに。新たな資料や写真などありましたらお知らせください。地域の歴史文化発掘、記録として舞台化しておきたいと考えています。
(ブログ:劇研「空」 第11回「朗読を楽しむ」 お報せ 20220116すはま)

R4, 第11回「朗読を楽しむ」開催します(1/29)

昨年10月に計画し、延期していましたが、1月29日、大田市民会館中ホールで開催します。やっとチラシができましたので紹介します。

 

旧制県立大田中学校と県立大田高等女学校が広島第一陸軍病院の分院に指定されていて、原爆被爆兵士が約600も運ばれてきたことは、なんとなく聞かれた人もあることでしょう。なぜ大田へ運ばれてきたのか、どんな状態だったのか、だれが看護したのか・・・記録や手記によって映像や音楽なども使い朗読劇形式で明らかにします。
コロナの広がり状態によっては、中止する場合もあります。その時にはブログでお知らせします。チケットはありません。どうぞ気楽に足を運んでください。
(ブログ:劇研「空」 お報せ 演劇だより 20220112すはま)

R3,浜田で「令和に新たに拓く石見のステージ」(令4,2/27)

12月4日、浜田の石央文化ホールで第3回実行委員会が開かれました。
練習日、リハ、上演順などがきまり、ポスター、チラシも出来ました。
「空」の練習日は2月19(土)13:00~16:00、リハ26日(土)13:00~
14:30、本番27(日)13:00~13:50 です。

チラシもチケットも100枚。too many to sell。一枚千円。
パンフレット広告掲載は、一区画3千円、2区画5千円、4区画1万円です。広告出したい!という人はどうぞ。演劇は舞台以外の苦労がtoo much。大変です。
今年は島村抱月生誕150年だそうで、ポスターも抱月。落ち着いた品のあるポスターですね。東京新宿の抱月会の人も観劇に来られるそうです。
(ブログ:劇研「空」 お報せ 地域情報 20211204すはま)