新年おめでとうございます

 

 平成23年1月1日です。新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。こんなに雪が降り寒い正月は大田では何十年ぶりでしょうか。

 今年は3月13日の創作音楽劇「琴の鳴る浜」の再演が大きな課題です。ハナさんが急遽出演が不可能になりましたのでその後役をいろいろ考えていました。過去の演劇経験者や高校演劇で一緒にやっていた人達を思い浮かべたのですが、最終的にはミエコさんに決死の覚悟でお願いしたところ、OKをしていただきすぐに台本や練習計画、会報13,14号を自宅へ持っていきお願いしました。女神様に見えました。

 年末に思いもかけないことがありそのことに関わっていましたので、他のことがほとんどできませんでした。シンガポールから娘と長男が帰り、岡山から娘夫婦と子供、広島から次男夫婦と子供たち、我が家の長男夫婦とこども。我が家は14人にふくれ上がりはち切れそう。まるで保育園です。食事つくりもたいへんですがワイフ様は頑張っています。「新年」はおめでたいのですが、「おめでとう」はタブー状態です。

 「  海のように」

ひとつひとつ そのまま
受け入れて行くんですね
海のように

かなしいことも
つらいことも

ひとつひとつ すなおに

おかあさん
あなたがそうしたように

 2011の心境です。年賀状をいただき先ほど読んだばかりです。遠くにいる人達や思いがけない卒業生や大学時代の友人のなかに「ブログをみていますよ」という添え書きもいくつかありましたので、新年のあいさつくらいはしないといけないと思い、書いているところです。一週間も一ヶ月も同じことしか書いてないブログを開くときほど虚しいものはありませんからね。

 賀状の中には「夢をつくるんだからすごいですね」という言葉もあり、劇研空の役目を再認識させられた気がしました。中途半端な気持ちではできませんね。

 ことしも頑張って夢を追いかけていきましょう。マイナスはプラスに変換する心の装置を活性化し、変換するエネルギーを蓄えていきましょう。今年もよろしくお願いいたします。

 

12/20(月)劇研空定例練習報告です

 予定通り青少年ホームで19:30から10:30までやりました。熊八、善作、繁さん、ナカさん、エスさんでした。ヤッサン、レイコさんは風邪という連絡がありました。

  2場の地頭の場面を代役で4回読み合わせをしまし、いろいろ議論しました。ラストの場面を読み合わせ、大いに議論しました。清野の語りを種との会話に変更しましたが、議論の結果、地元の村のことを取り上げて会話するように追加することになりました。議論すればいい線が出てきますね。

 今年は12/27(月)が最後の定例日ですが、予定通りやることになりました。都合がつく人はできるだけ出てくだされや。

 12/22(水)19:00~大田市教育委員会主催で、大田市民会館の耐震補強計画検討会が開かれます。誰でも自由に参加できます。劇研空にも案内状が封書できています。都合がつく人は出席して意見を述べてください。

 いままで数回の説明会へ出席し何度も同じことを述べてきました。その一つは耐震補強にしろ立て替えにしろ、長期、中期の文化行政のヴィジョンを出してほしいということです。青少年ホームも解体予定。そこを利用している文化活動グループはどうすればいいのか。消防署が移転した場合、その跡地はどうするのか。市民会館が使用できない期間どうするのか。9000へーべあるという会館周辺の土地を生かして、県中央の利点を最大に生かして教育文化施設や会議、集会、イベント施設を長期的なヴィジョンでつくれないのかエトセトラ。

 この際ですから大いに議論したいものです。みなさんもどうぞ参加してください。

 目下、計画標と香盤表を作成中です。台本も子供が増えたのでセリフを追加するために考えねばなりませぬ。

 台本を郵送しておいたのでヤッサンから電話があって、船と小屋は作っていいか、と問い合わせがありました。みんな作って欲しいと希望しているので、頼みました。月曜日には図面を書いてくるそうです。

3月再演めざして「琴の鳴る浜」の結団式12/16

 平成23年3月13日の公演を目指して「琴の鳴る浜」の結団式が大田市民会館のロビーで行われました。キャスト20数名、演奏6名、合唱約70名、スタッフ10数名という多くの市民によって上演される創作音楽劇です。この日はとても寒い日でしたが集まって決意を固めました。事務局長の司会で進行。勝部実行委員長が挨拶をされ、「初演が大変好評で再演を望む声が多く、実行委員会で再演を決めました」と挨拶されました。

 脚本・演出の立場から話がありました。その中の項目を簡単に紹介します。

「再演は大変だと思った。経費の問題。千人の会場を埋めるだけチケットが販売できるか。参加者はみな仕事や学校で忙しい。その日程を調整し練習する苦労は大変。同じ劇をまたやる意味はあるか。」

 この困難な問題を乗り切って再演という方向へ心を動かしたのは:          「アンケートの結果が大変好評で再演希望が多いこと、大田市民会館の全面的なバックアップがあり事務局長がしまね文化ファンド助成を可能にしてくれたこと。地元馬路の人たちがとても感激して喜んでくださったこと。脚本をさらに手直ししてレベルアップした舞台に挑戦してみようと考えたこと。」

 脚本の基本的な流れはほぼ同じですが、部分的な手直しはあちこちにあり、かなり大胆に変更したところが6箇所あります。なぜ変更したのかを具体的に話しました。台本の解釈や理念、演出の考えなどをじっくりと聞き、全員が統一したイメージを持つことは基本の基本でどんな舞台つくりでも欠かせません。(デモネェ…)

 音楽の長坂先生のスピーチがあり、先生は福山の人が再演を歓迎してこの結団式で食べてほしいとお土産を送ってこられたと言ってみんなに配られました。出演者一人一人のスピーチがあり、子供たちもしっかりとした口調で決意を述べてくれました。

 先生は前回の公演で県外からも観劇に来た人がかなりあったと言われました。確かにアンケートを見たとき、大田市外から来た、という人が思ったより多かったのに驚いたのをよく覚えています。

 それぞれのスピーチを紹介する時間もスペースもありませんが、風景写真を載せました。カメラをナカムラサンへ渡して撮影を頼んだものです。すべて風景写真です。

 結団式の記事が山陰中央新報の石見版に掲載されていました。とても要領よくまとめて記事にしておられますので新聞のPRも兼ねて紹介します。写真にも感心しました。全体を写したら参加者スウに意気がコウヨウではなくサビシクショウチンしますが、子供たちがイキタカク手を振り上げている姿を下側から写されたので読者には想像がふくらみます。さすがですね。18日の朝この写真を見た瞬間、成功を期待して希望を読者に届けたいという記者の気持ちが伝わってきました。(コドモタチのウシロニハオオゼイノヒトタチガテヲフリアゲテイルノデスヨ)

 ポスターは完成しています。各団体に配られました。いい場所があったらお願いして是非貼らせてもらってください。近日中にチラシも完成します。ポスターが大きすぎて貼れない場合はチラシを1,2枚貼らせてもらいましょう。多くの人に手渡してPRしてください。人が集まる場所やいきつけの店やなどに20枚くらい置かせてもらいましょう。小集会などがあったら担当者にお願いしてみんなに渡してもらうのもいいですね 

 寒くなりました。風邪をひかないように気をつけてください。州→洲でした。

12/13(月)台本討議や読み合わなど

 予定通り青少年ホームで行いました。36ページまで手直しをし10人分印刷し持参しました。カズさん、中さん、レイコさん、ショーゴくん、エスエスさん、それに初参加の山野熊でした。熊八さんに自己紹介していただきました。ぼくは数年前、一中の文化祭で「仙の山に立つ」の群読をやったときに知りました。あしぶえの劇にも参加されたこともあり、しまね映画塾にも参加しておられます。人を教える立場なので、「伝えることや表現すること」を学びたいと自己紹介の中で言われました。ヤッサンは寄りで欠席との連絡がありました。

 二場の冒頭の種さんの語りの部分は正吉と種との対話にしましたので、その場の読み合わせをし討議しました。正吉と善作は言うことが似ているという指摘が当初から山さんや修平さんからありましたので、正吉を少し違う人物に設定し直しました。正吉のセリフを善作が言うことになります。善作と秋さんとの「青瓢箪・芋虫」対決になります。

 地頭の家来は熊八と分業します。熊八には地頭や元五郎が出せない迫力や空威張りを出してもらうつもりで書き換えました。この場面の読み合わせもしましたが、ヤマオの一郎熊八は声が太く、声に力や声量もありまたやや一本調子ですが十分行けそうです。あの場面が生きてきそうです。

 ラストの尼僧の場面も大いに議論しました。時がたっていることをどうして表すかという問題や子どもたちの扱いについてです。

 前回は時間もなかったし、子どもたちを変えようもなかったので、(当初中学生も参加予定だったのでここに出てもらうつもりでしたが、キャンセルが入りました。本当は大きな子供がいれば文句はない)時の経過をしつこく追求しませんでしたが、今回はまず衣装や髪など短時間で変化出来るように創意工夫をしたいと思います。

 上の写真は30年以上も前のなつかしい写真です。髪の扱いや衣装など参考になるところが大いにあります。当時の彼ら彼女らはよく考えて衣装や髪を処理しているのに改めて感心しました。頭の帽子や布。粗末で質素な衣装。参考になると思い紹介しました。

 本番までの練習日程も話し合いました。都合が悪い日を書いて持参することになっています。

 12/16は結団式です。19時から市民会館です。最初の意思統一の場ですから担当者としては合唱も含め全員参加を求めたいところですが、仕事の都合もあるでしょうしコンシャスネスの差もありますので無理は言えません。(おわったあとげきけんそらはどうしようかだれかいいばしょをみつけてくれないかな)

創作音楽劇「琴の鳴る浜」結団式のお知らせ12/16

 実行委員会事務局から結団式の案内がきました。12月16日(木)19時から大田市民会館のロビーで行われます。月曜日に定例会へ出られない人には郵送します。都合をつけてぜひ参加してください。案内文を紹介します。 

11/29 劇研空 青少年ホーム定例練習

 報告です。

 手を入れた一場の台本を印刷して持参し検討しました。

 ・最初の朗読と一場のシーンの照明の問題。別のシーンと解釈せずに通しての照明にする。徐々に徐々に空が明るくなる。浜辺は薄暗くて人影がやっと見える。

 ・ 船は必要かどうか。劇として使わず飾りだけなら不要ではないか。繁二郎を善作は運びながらセリフを続ける。

 ・吊り物の小屋は必要かどうか。舞台で使用できる小屋に作り直せるかどうか。ヤッサンはできるということえでした。

 ・一場後半の子どものセリフを追加しました。

 ・馬路の方言を出来るだけ使うように書きかえました。京都弁も。

 やっさん、やまくん、三さん、中さん、スーくんでした。来週の月も開きます。

11/22(月)劇研空定例会合を開きます。

 「琴の鳴る浜」の再演にあたり、会報14号を15人のメンバーなどに郵送しました。その中に22日19:30から空の定例会に合わせてキャスト会合を開くことをお知らせしました。今後の予定をお知らせし、皆さんの要望などを聞いてスタートにしたいと思います。

 22日は10時から4時まで浜田の総合福祉センターで石見詩人の合評会があります。今年の11月、詩集「十三番目の男」で富田砕花賞を受賞された閤田真太郎さんのお祝いも兼ねています。この詩集についてはいつか紹介します。

 3時過ぎから准看の授業があるので石見詩人の合評会は途中退席して大田へ帰る予定です。夜はキャストの会合です。よろしくお願いします 

 上の写真は琴ヶ浜の砂と海を写したものです。何枚も撮りました。もっともっと芸術的に砂を強調してみたいのですが…。だれか琴ヶ浜へ行ったらいい写真を写してください。

創作音楽劇「琴の鳴る浜」の再演 来春3月13(日)

 10月12日に市民会館で、「琴の鳴る浜」第一回実行委員会が開かれ、日程や予算関係などを審議しました。

 昨年の公演の反省を中心議題にして、4月23日に実行委員会が開かれたとき、再演希望が多いので、その方向で準備することは決定していましたが、しまね文化ファンドの助成が決定本格的に動き始めることになりました。

 初演の反省に基づき脚本にも手を加え音楽も増やすことになりました。劇研空の皆さんにはまだ正式に連絡していませんが、新聞でも発表されましたので、ここに書くことにしました。来月の初旬に初会合を開く予定です。近日中に連絡します。

 次の記事は山陰中央新報に発表されたものですが、参考までにここで掲載させていただきます。

「琴の鳴る浜」、銀山テレビで4/11(日)20時から放映

カーテンコール
 銀山テレビがカメラ3台で『琴の鳴る浜』を撮影し、4/10(土)8時~、4/11(日)13時から、夜は20時から放映します。多くの人達と一緒に客席に座って観るときとテレビで観るときはたいぶ違いますが、まだ観ていない人は是非ご覧になってください。

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『琴の鳴る浜』の舞台評(米山道夫先生)を紹介します

カーテンコール
 創作音楽劇『琴の鳴る浜』はみなさんの協力で無事に終了しました。再演してほしいという声もあちこちで聞きます。先日のある会合では一回だけではもったいないので大田市以外の場所で公演することはできないかという声もでました。また大ホールではなく100~200人くらい入る場所で上演できないかという提案も受けています。そういう要望を実現しさらにいい舞台にするためにも厳しい反省は欠かせません。批評と創造は文学芸術の両輪です。

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