H28 講談「はだしのゲン」(神田香織さん)熱演

2016年2月8日、神田香織さんの講談がありました。大田市民会館中ホールは200人以上の人たちで満員、立っている人もいました。約2時間の一人舞台ですが、さすがはプロ、若々しい姿と緩急のあるキリッとした語り口は美事で、惹き付けられました。
DSC07109前半の導入で、何故講談を始めるようになったかを絡めながら、講談の歴史などを紹介をされたのもとても参考になりました。「はだしのゲン」を講談で語り始めた動機にも大きな出会いと体験があり、それが裏打ちとなっていて講談の感動を深くしと思いました。

神田さんは福原美佳さんのお師匠さんです。青年劇場にいながら数年習いに通ったと言っていました。

昨年8月、サンレディ大田で、劇研「空」は福原美佳さん(大田高卒)と「石見銀山歴史ものがたり」で共演しました。美佳さんは講談ができるので、台本も講談と語りを中心にして構成。福原さんは美事に演じてくれました。神田さんに美佳さんのことをひとこと言おうかと思いましたが、終演後はサインで忙しそうでしたので余計なことは言わず無言で通り過ぎました。この公演の主催は「平和フォーラム大田地区結成準備会」。最後に力強い挨拶がありました。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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