「琴の鳴る浜」練習報告です1/24,1/25

 寒さは依然として続いています。大田市内では雪はすぐ溶けますし連続して降らないので路上に積もることはありませんが、2度前後の寒い日が続いています。山間部では積もっているでしょう。

(写真は馬路の琴が浜です。曇っていたので関係のない近景の植物ばかり目立って街や浜辺は煙がかかったような写真になりました。電柱は引き抜きたいけどそんな力も罰金を払う金もありません)

 25日(木)は2場の立ち稽古を第一会議室でやりました。インフエンザ罹患中のハナさんや雪に閉じ込められている豊さんやカジで手が抜けないお種さんの役はオコトサンが代役で務めました。地頭と家来と村人の場面を2,3回やりました。ヤッサンは衣装を着けてきました。さーすが。台本も持たずに気合いをいれてやりました。ヤマネさんが元気のいいお茶目な百姓女を面白く表現して演じてくれました。面白くなりそうです。

 台本を手放さないと身体の表現はでてきませんし目線による表現ができませんので、劇として一番大切な練習ができないということになりますが、もう少し台本を持って立ち稽古をつづけましょう。

 1/24(月)はスタッフとの会議がありました。修平さんも出席してくれて助かりました。キンチャンはじめ二人の女性スタッフ、ハヤシタムラサンです。やっさんが作成してくれた舞台の模型図を見ながら台本を確認し検討していきました。

 昨年の12月の空の会議では上手に小屋の一部をつくり、下手に船をつくろうと話し合いました。吊り物の飾りではなく実際の立体的な船と小屋です。それを受けてやっさんが考えて、模型をつくってきてくれたのです。しかしSSが使えない。上手の袖から出入りができない。上手の観客には小屋が見えない。と反対が出て、賛成する声もなく、最後には引っ込めました。しかし舞台の道具は飾りではなく使うものだという基本的な考えは劇を演じ創り演出する者には譲れないところがあります。難しいところですね。空だけでやっている訳じゃないので。

 ステージを使って練習する日にちも話し合いました。次を予定しています。

2/12(土)19時~、                              2/16(水)19時~、                              2/19(土)13時~17時、                              2/20(日)9時30分~16時(これは渡した予定表に記入済みです)

 

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

「「琴の鳴る浜」練習報告です1/24,1/25」への1件のフィードバック

  1. 1/28(木)の練習報告です。
    この日は子供場面中心の日。ミヤさんは欠席でしたが、7名の子供たちが集まりました。はじめにステージを使って練習する日についてお知らせしました。2/16は当初の予定に入っていませんでしたが、仁摩の人や子供たちが初めて来ますので、盆踊りの場面を中心に練習したいと考えています。

    1/19の土曜日は風花の練習日なので、連続して夜間の練習は無理かも知れないということでした。2/20(日)は終日になりますが、時間をうまく配分して待ち時間をできるだけ少なくする工夫をしなければいけません。

    この日の練習は始めに呼吸練習、それから発声練習を少し、善作さんとの場面を台本を持って動きながら練習しました。お琴さんが来てからは踊りの振り付けを何度もやりました。

    2月からは台本を持たずに立ち稽古をするぞ!と宣言しておきました。やっぱり台本を持っていては10分の一のこともできません。21時過ぎに終わりました。保護者のみなさんおつかれさまでした。キチャンから長い電話がありました。

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