3月再演めざして「琴の鳴る浜」の結団式12/16

 平成23年3月13日の公演を目指して「琴の鳴る浜」の結団式が大田市民会館のロビーで行われました。キャスト20数名、演奏6名、合唱約70名、スタッフ10数名という多くの市民によって上演される創作音楽劇です。この日はとても寒い日でしたが集まって決意を固めました。事務局長の司会で進行。勝部実行委員長が挨拶をされ、「初演が大変好評で再演を望む声が多く、実行委員会で再演を決めました」と挨拶されました。

 脚本・演出の立場から話がありました。その中の項目を簡単に紹介します。

「再演は大変だと思った。経費の問題。千人の会場を埋めるだけチケットが販売できるか。参加者はみな仕事や学校で忙しい。その日程を調整し練習する苦労は大変。同じ劇をまたやる意味はあるか。」

 この困難な問題を乗り切って再演という方向へ心を動かしたのは:          「アンケートの結果が大変好評で再演希望が多いこと、大田市民会館の全面的なバックアップがあり事務局長がしまね文化ファンド助成を可能にしてくれたこと。地元馬路の人たちがとても感激して喜んでくださったこと。脚本をさらに手直ししてレベルアップした舞台に挑戦してみようと考えたこと。」

 脚本の基本的な流れはほぼ同じですが、部分的な手直しはあちこちにあり、かなり大胆に変更したところが6箇所あります。なぜ変更したのかを具体的に話しました。台本の解釈や理念、演出の考えなどをじっくりと聞き、全員が統一したイメージを持つことは基本の基本でどんな舞台つくりでも欠かせません。(デモネェ…)

 音楽の長坂先生のスピーチがあり、先生は福山の人が再演を歓迎してこの結団式で食べてほしいとお土産を送ってこられたと言ってみんなに配られました。出演者一人一人のスピーチがあり、子供たちもしっかりとした口調で決意を述べてくれました。

 先生は前回の公演で県外からも観劇に来た人がかなりあったと言われました。確かにアンケートを見たとき、大田市外から来た、という人が思ったより多かったのに驚いたのをよく覚えています。

 それぞれのスピーチを紹介する時間もスペースもありませんが、風景写真を載せました。カメラをナカムラサンへ渡して撮影を頼んだものです。すべて風景写真です。

 結団式の記事が山陰中央新報の石見版に掲載されていました。とても要領よくまとめて記事にしておられますので新聞のPRも兼ねて紹介します。写真にも感心しました。全体を写したら参加者スウに意気がコウヨウではなくサビシクショウチンしますが、子供たちがイキタカク手を振り上げている姿を下側から写されたので読者には想像がふくらみます。さすがですね。18日の朝この写真を見た瞬間、成功を期待して希望を読者に届けたいという記者の気持ちが伝わってきました。(コドモタチのウシロニハオオゼイノヒトタチガテヲフリアゲテイルノデスヨ)

 ポスターは完成しています。各団体に配られました。いい場所があったらお願いして是非貼らせてもらってください。近日中にチラシも完成します。ポスターが大きすぎて貼れない場合はチラシを1,2枚貼らせてもらいましょう。多くの人に手渡してPRしてください。人が集まる場所やいきつけの店やなどに20枚くらい置かせてもらいましょう。小集会などがあったら担当者にお願いしてみんなに渡してもらうのもいいですね 

 寒くなりました。風邪をひかないように気をつけてください。州→洲でした。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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