ジュニアーミュージカル「風花」「石見銀山物語」の公演終了しました

風花1
 大森の町並み交流センターで10月18日(日)大田市の子供ミュージカル「風花」の公演がありました。小さい子供たちから高校生までが「石見銀山物語」(脚本、作詞 佐藤万里)舞台で歌い踊り劇を演じました。伸び伸びとして楽しそうに演じていて素敵でした。以前公演した時はストリーも単純でしたが


今回は劇としての起承転結の骨を持ったストーリーがあり、劇に深さがありました。全体のバランスがとてもよく構成されていました。演出と振付はプロの三浦克也さん。風花の指導をされて10年になるそうです。こういう人がおられるとレベルも上がり活動も持続します。

 写真の右上に助成先が3つ書いてあります。子ども夢基金、しまね女性ファンド、エネルギアー文化・スポーツ財団助成事業ですが、こういう女助成があるのははうれしいことです。一つしか申請できないと思っていましたが、制限がないことを遅まきながら知りました。

 町並み交流センターでは一度劇研空も石見銀山の創作民話劇「出口がない」を上演しましたが、照明や舞台つくりには苦労しました。今回は出雲文化企画が全面的に協力していました。桑谷淳さんに聞いたら、すべて持ち込みだそうです。たぶん80基近い照明器具が吊り込んであったのではないかと思います。そして客席も階段になっていて工夫してありました。

 本当は写真で紹介するのがベストなのですが、著作権のこともあるので撮影はだめでした。カーテンコールならいいだろうと考えて写してみましたが、会場の様子を見てください。

風花2

 二部では、きれんげ・なでしこの皆さんが懐かしい童謡を合唱されました。高齢者が多いのですが、声はきれいでとてもいい合唱でした。

きれんげ

 風花のみなさんは今度は「琴の鳴る浜」に出演していただきます。よろしくお願いしますと挨拶をしておきました。

 みなさんお疲れ様でした。いい舞台でしたよ。

 会場で天領太鼓のカナダ出身、スティーヴ夫妻に会いました。11月14日にカナダから20人ばかり僕の大学時代の友達が組織してツアーで来るからさんべ壮へ来ませんかと言ったら、とても喜んでいました。彼にも「琴の鳴る浜」をPRしておきました。いまは馬路に住んでいるそうです。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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