石見銀山タイムスに8月14日の公演などが掲載されました。内容を知りたいという声もあるので紹介します。
石見銀山タイムスは出雲に本社がある島根日日新聞の大田支局が毎月発行しています。タブロイド判で8ページですが写真もカラーでたくさんあり石見銀山にかんすることで毎号満載されています。10月で16号になり、13000部発行されています。1号から保存していますが、とても貴重な歴史的な記事も多く、現在進行中の銀山の様子や団体、関係者の動き頑張っている人たちの紹介なども載っていてとても役にたちます。
市内の公共施設には置いてありますので無料で読むこともできます。年間3000円で購読することもできます。大田には大きな企業や会社が少なく広告収入が限られていて、無料で発行しつづけるのは大変なことですが、まだ頑張っているのはすごいことです。外国にいる子供たちや親戚や知人などに荷物などを送る時にはついでに入れて送っていますが大好評です。
石見銀山にとってはとても貴重な新聞です。このような文字にして記録していかないと積み重ねができませんし、多くの人に知ってもらうことも不可能です。みんなで応援しましょう。
石見銀山の歴史を劇に/1時間10分の舞台、好評/地元演劇サークルの劇研「空」/大田
掲載日:2008/09/04
昨夏世界遺産に登録された大田市の石見銀山遺跡。分かりにくいとされる遺跡の価値や歴史を劇で表現した、大田市演劇サークル劇研「空」(洲浜昌三代表)が主体となった構成劇が、八月十四日、大田町のサンレディー大田で行われた県立大田高校の卒業生会「瓶陵会(べいりょうかい)」の総会で上演された。「空」のメンバーと瓶陵会総会の幹事による劇に、石見銀山天領太鼓、尺八、銀山馬子唄、朗読などを交え、約三十人が出演した一時間十分の舞台は「銀山のことがよく分る」と評判を呼んだ。
「空」は、二〇〇〇年に大田高、邇摩高、川本高の演劇部出身者が中心となり発会した演劇サークル。発会以来年に一回程度、上演を重ねてきた。高校演劇部の顧問を三十年来続けた代表の洲浜さん(68)=久利町=が、「地域の文化、歴史を掘り起こす視点を失わないように」と言うとおり、石見銀山を題材とした創作劇「鶴」を〇五年に市文化協会の三十周年としてつくりあげたことが、今回の劇につながっている。「鶴」は、合唱、尺八、琴やよさこいなど市民約百人の参加を得た舞踏劇。会場はいっぱいになり、再演を望む声があがるほどだった。「再演は難しかったが今思うと、この『鶴』が色々な形に発展した」と洲浜さんは振り返る。
洲浜さんが脚本を手がけた今回の構成劇「石見銀山歴史ものがたり」は、劇部分に重点を置きながらも、天領太鼓、尺八、巻き上げ節などが入る。また、瓶陵会の一員で、渋谷新堀ギター音楽院の院長・ギター奏者の杉原俊範さんも出演し、オリジナルの「石銀の郷里(さと)」を披露した。「銀山の長い歴史を劇には出来ない。そこに語りや音楽が入ることで場面展開が出来、上手くコラボレーションが出来た」と州浜さんは言う。また、語りの中に、銀山と世界の関連や、尼子毛利の合戦のことが散りばめられており、「分かりやすさはあった」と確信する。
観客からは、「教科書には載っていない大田の日本史でした」、「この地域と社会に生きていることを思い出しました」などと感想が寄せられた。
「地域に埋没しようとは思わない」と言う洲浜さん。劇研「空」の新たな目論見として、江戸時代に書かれた「石見銀山旧記」の朗読を劇研「空」として出来れば面白い、と話していた。
9月1日に青少年ホームの劇研空の集会のときリカさんが1時間ばかり取材されて記事にされました。
久しぶりに空の活動報告を書きました。
ごくろうさまでした。
ほんとうに、そうですね。
写真はボケ気味ですがなんでですか。
自己の反映でもありますがぼやけるようにしているのです。
なーるほど。技術ではなく計画的なんですね。
そうです。
日日新聞のサイトでも見られるんですけどね(笑)。
石見銀山タイムスには一月分のお悔やみも載っていて、市外の方はとても助かるみたいですね。