20年度県民文化祭文芸作品に作品を!

文芸作品募集
 今年は〆切が9月5日です。詩、短歌、俳句、川柳、散文の5部門で募集しています。昨年からジュニアー(中学生以下)の部もつくりました。ぜひ応募してください。


 文芸作品募集は昭和43年(1968)が第1回ですから長い歴史があります。知事賞、金賞、銀賞、銅賞、入選と賞があり、作品は「島根文芸」という立派な本になって12月に出版されます。今年度は41号になります。

 現在は島根県と島根県文化団体連合会、島根文芸協会(俳句、短歌、川柳、詩、散文の団体で構成)が主催して島根県民文化祭の一環として行われています。

 ぼくは島根県詩人連合として長い間かかわってきました。詩の部門ではほぼ毎年30編前後の応募があります。応募者が増えて50編以上にならないかといつも願っていますが、どうも島根では詩は30編前後からあまり動きません。少ないときには25編くらいです。

 文芸活動の活性化を願って昨年からジュニアーの部を設けました。第1回なのでPRも不十分だったこともあり、詩は数編しかありませんでした。夏休み中に書いたらぜひ応募してみてほしい。子どもさんが書かれたらぜひ送ってみてください。きっと励みになりますよ。

 高校生は大人の部ですが、ぼくが大田高校にいた十数年間に3人が詩で応募し、上位に入選したことがあり、高校生の入賞は滅多にないことなので、表彰式で学生服を着て受賞した姿が新鮮でした。その一人は、いま東京で大活躍中の日和聡子さんです。今号の現代詩手帳にも詩を発表しています。

 詳しいことは島根県環境生活部文化国際化に問い合わせてください。ホームページもあります。

 毎年12月の表彰式には係りとして出席しますが、地元から入選者があったり、応募者が少しでも増えていたらうれしいのですが。

 まわりで詩を書いている人がいたり好きな人がいたらぜひすすめてみてください。募集要項はぼくのところにもたくさんあります。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

「20年度県民文化祭文芸作品に作品を!」への2件のフィードバック

  1. 自主的に応募するというのはなかなか勇気がいりますよね。
    だから先生が宿題で書かせられた詩などをまとめて送っていただけばうれしいんだけど、どうなんでしょう?
    と書いてもそんな先生がここのブログよ読むなんてことは考えられないので、別なPRの方法を考えたらどうですか?
    どんなPRの方法がありますかね?
    ま、ないんじゃないですか。
    そうですね。

  2. コメントがあってびびびっくりししました。
    でも謝謝。反応があるってうれしいことですね。
    確かに自主的に応募するには勇気がいりますよね。
    子どもの場合は募集要項を読むこともありませんし、こんな詩の募集があることも知りませんし、知っても応募しょうなどと思いませんので、先生や親が間に入らないとどんなPRも効果はないでしょうね。
    浜田で「子どもの詩を育てる会」が子ども達の詩や俳句や短歌を集めて選をし入選した作品で「石見のうた」を30集まで発行しましたが、小中学校の先生の協力が大いにあったから30年もつづきました。立派な本でした。会の負担は大変なものでした。
    このブログを読む先生などもちろんいませんし効果はありませんが、もしかしてたまたまぐうぜんひょっとしておもわぬ人がよんで思わぬ人にすすめてくれるー
    なーんてことがないかなーと思って書いてみました。
    県の担当者(文化振興課)は県内の公民館や学校や図書館などにチラシを送っていますし、新聞やHPでもPRしています。
    毎年、ぼくに詩を送って感想を求めてこられる人もいます。いろいろ人の批評を聞いて書き直して応募されているのです。そういう努力も貴重かもしれませんね。
    岡山や広島には詩の書き手がたくさんいます。島根はながーい間(もう40年くらい)若い人がほとんどいません。ぼくが若い方です!!(喜びでじゃありません!悲しみ!!です)
    どんな詩の行事をやっても人がいないのです。大田にはこの40年ぼくだけです。2,3人でもいれば同人雑誌をつくってみたいものですが、詩を書こうという人に出会いません。
    詩って魅力がないんですかね。
    ま、ないんじゃないですか。
    そうですね。

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