前進座「法然と親鸞」大田公演大成功

前進座3
 昼の部は満員、夜は約500人。前進座の大田公演は大成功のうちに終わりました。伝統のあるプロの劇を観てみなさん感動しておられました。


前進座2
 10回の実行委員会を開いて計画を練り当日を迎えました。駐車場の設営や案内、会場係などスタッフのみなさんとても熱心に心を込めて動かれました。高齢者も多いので手を取って案内することも多々ありました。
前進座1
鎌倉時代の庶民の衣装という点でとても参考になりました。そのつもりで意識的に見ると、さすがプロですね実にあらゆる面から工夫し美的な調和とセンスが生きています。演技も照明、音響すべて隙間がない。さすがはプロです。
前進座5
終わって交流会があり前進座から4人出席されました。嵐さんを間近に見ました。

「法然と親鸞」は浄土宗、浄土真宗の開祖なので仏教界の組織のバックアップがあって今回の公演が成功しました。宗教的な観点から演出されている面もありますが、舞台芸術として観るべき価値が十分ありました。ある人が「お寺さん関係者が観る劇でしょう」と言われましたが、そんな狭い劇ではありません。一流劇団の劇を観ることが滅多にできない大田ですが、今回の舞台はとてもいい機会でした。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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