07高校演劇島根県大会で劇研「空」上演

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10/26~28の3日間大田市民会館で島根県高校演劇発表大会が開催され、14校が上演します。最終日の28日(日)14時から
ゲスト公演として劇研空とサウンドコラージュの「石見銀山仙の山」(45分)を上演します。この間に審査会です。無料です。誰でもどの時間帯でも観られます。どうぞ来て下さい


26日:松江北、松江工業、開星、松江女子、情報

27日:安来、松江商、大社、松江東、松江農林、浜田

28日:三刀屋、松江南、出雲 14時から劇研「空」

過去31回は地区大会(松江、出雲、石見。ある時期は石東、石西と石見は2地区あった)から選ばれた7~8校が県大会へ出ましたが、今回は事情があった様子でいきなり県大会14校です。運営も大変です。

大田校や仁摩校に演劇部があれば当然現地の学校が事務局になって担当し、会館との照明、音響、道具の相談、観客動員のポスター、チラシ配布などやるのですが、今回は浜田高校の田中先生が事務局長でがんばっておられます。残念無念ながら石見地区は浜田高校しか参加しないのです。

文化活動が衰退していく時代の先には荒れ果てた荒野が広がっています。各校の台本を読んでみても、希望が見える台本は少なく、不登校、いじめ、引き籠もり、離婚、など暗い現実を反映したものがほとんどです。ここに大人が作った社会のなかであえいでいる高校生の現実の姿があります。演劇は時代を写す鏡です。

ゲスト公演は地域の演劇団体との交流を図るために昨年から行われているものです。今回は劇研空とサウンドコラージュ
とのコラボレーションです。「石見銀山 仙の山」というタイトルで劇研空の若手ホープ山本君と松本君がいろいろな表現で石見銀山の歴史を語ります。その間に7曲の石見銀山を歌ったコーラスが入ります。

とても面白い舞台になりそうです。どうぞ気軽に観にきてください。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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