石見銀山に過去最高の観光客・春近し三瓶山

仙の山を望む.jpg
平成18年5月4日、来客を連れて大森へ行きました。なんと駐車場は全て満杯。1キロくらい離れたふれあいの森公園へ行くとそこも満杯。遠く離れた大田第三中学校へ行けという指示。そこからシャトルバスに乗って大森の町へ。この日は過去最高の1万人の来訪者だという。来年夏に迫る世界遺産登録の効果です。


 過去最高の来訪者は3500人とか。その3倍です。この日に龍源寺間歩に入った人が2220人と新聞は書いています。世界遺産に指定されたら大変なことになりそうです。
 なぜ世界遺産なの?という人がたくさんいます。説明するのに世界や日本の歴史や地理や経済、当時の世界情勢や銀の価値や精錬法などあらゆることを説明しないといけないので、とても面倒です。しかし知れば知るほど広く深い奥行きがあり魅力的です。この日は4人で8キロばかり歩きましたが、ゆっくりと自然を満喫しながらあちこちで歴史の遺跡と触れ会う・・・これが最高の魅力かも知れません。
 

4月1日にある人を案内して三瓶へ行きました。三瓶の様子を写真を中心に紹介します。ふるさとを遠く離れて懸命に生きているみなさん、どうぞふるさとの早春の景色を味わってください。

 三瓶の雪

三瓶スキー場

三瓶の雑木林  雑木林には未だ若芽が出ていませんが、1,2週間するといっせいに芽吹き新緑に変わっていることでしょう。
埋没林公園   3500年前の縄文杉は今でも杉の香りがします。三瓶山の噴火で山麓から流れ下った土砂によって地中に埋もれたままになっていた巨木が何本もそのまま立っていたり倒れています。地下深く下りて行ってそれを見るのですが、3500年前の自然を目の前で見ているのは不思議な気分です。
市会議員選挙   3500年前の縄文の地下の世界から出てきたら、選挙カーが名前を連呼して走り去り、一気に現実の世界へ引き戻されました。次の日に新生大田市の市会議員26名は決定。昨年選挙で当選した竹腰市長と共に夢のある大田市をつくってほしいものです。
 以上、劇研空発ふるさと情報でした。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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