第2回「朗読を楽しむ」18.7.2開催予定

第1回朗読を楽しむ
第一回「朗読を楽しむ」は16年8月29日に大田市立図書館で行いました。その時も声を掛けて劇研空以外の人たち6名に参加していただきました。今回も同じような形で実施したいと考えています。朗読の好きな方、聞くのが好きな方、どうぞ参加して下さい。


 18年7月2日(日)大田市民会館中ホールを予約しました。それ以外の詳細はこれから話し合いで決定しますが、次のような事を考えています。

 主催は劇研空。後援には島根県詩人連合、大田市文化協会、大田市体育公園文化事業団。
空のメンバーも朗読しますが、一般の参加者を募集したいと考えています。茨木のり子さんが他界されたので、その追悼記念も兼ねて開きます。以前から「りゅうりぇんれんの物語」を朗読しようと、印刷をしましたが実現していませんでした。長すぎて聞く人が退屈するという理由からでした。でも茨木さんの代表的な詩でもありますし、中国人強制労働問題は我々に突きつけられた大きな現代的な課題でもあります。長い詩を如何に料理するか、ということも腕の見せ所です。
茨木のり子
 そのほかにも茨木さんの詩は朗読しますが、朗読の素材は詩でなくてもかまいません。随筆、小説の一部も歓迎します。1人5分前後です。ぼくは茨木のり子さんと、劉連仁について5~6分話したい。以前から本や資料を集めていましたので。茨木さんの詩のファンは意外に多いのに驚きました。市民会館で印刷していたら、2人の人が、「好きな詩があるんです」と言われました。

 出演者は公募しますが、それだけでは集まらないと思いますので、個人的にも誘いましょう。皆さんもそういう人が周りにいたら声を掛けてみてください。最近ではどこの幼稚園や小学校でもボランティア活動で朗読をしているグループがたくさんあります。そういう人たちにとってはとても良い勉強会にもなると思います。

 1人は快諾していただきました。前・サンレデイー、大田市民会館の館長・高橋さんです。数回朗読を聞きましたが、とてもうまく、心がしっとりと洗われるようでした。いつかは出ていただきたいと長い間考えていた人です。
 大学生が帰って来れば声を掛けたい。清水寺の渡利さんは多忙を極めていますが、最近ぼくが「詩と思想」に書いた石見弁の散文詩を朗読して欲しい。彼女の石見弁朗読には感心しています。多分、おばあさんやお母さんの言葉を良く聞いて育ったのでしょう。彼女の竹を割ったような性格も石見弁にはぴったりです。

 波根に詩吟のグループがあり、以前に「星空の卒業式」を読ませて欲しいと頼まれ、送った事があります。その時に、何時か空で朗読会をするときには声を掛けます、と一筆書いておきました。朗読オンリィではなく、このような出し物も気分転換になります。

 会場費当初10万といわれましたが、それでは実現不可能です。1万前後でお願いする事にしています。舞台を組み簡単な照明と、映像投射を考えています。

 こういう催しでは入場料を設定したくないのですが、印刷費や会場使用料はかかります。主演者も含め会費として500円を予定しています。

 以上について何か要望や提案などがあれば書き込んで下さい。ブログの良いところは誰でも参加できることです。修平さま、写真の良いのがあれば頭に入れて下さい。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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