劇研「空」だ より (1) 17.9.5

 実験中でごちゃごちゃしてすっきりしない画面ですが、9月5日に郵送した
劇研「空」だ より(1)をここへ入れておきます。劇研「空」だ より、で独立したカテゴリーを建てようと何度も試みましたが、うまくいきませんので、一応「お知らせ」にいれておきます。劇研空だ!より です。


    劇研「空」だ より (1)17/9/5

 みな様お変わりございませんか。いよいよ9月に足を踏み入れました。あと4ヶ月で今年も終わりです。正に光陰矢のごとしです。5ヶ月したら正月です。当たり前です。
 去る3月6日に大田市伝統芸能発表会で、石見銀山民話より「鶴」上演に参加し成功裏に終了することができました。空単独の公演ではありませんでしたが、総勢100名近い人達と共に上演できたことはいい経験になりました。満員の1100人の観客に観ていただいたわけですから、その後の反響もあちこちで聞きます。2年後には再演をという声もあります。一時間ものに脚本を検討しておいてくれと言われています。

 その後何もしていないと思いきや、予想に反して例の所へ例の時間に集まって細々と命脈は保っています。早く様子などをお知らせしなければいけなかったのですが、2月から理由不明な症状に襲われ、またそれ以外の思わぬ状態に落とし込まれ、何事をやるにも意欲が出てこない状態がつづいてきました。これではいけないと思いまず「たより」をお送りし、今後の予定をお知らせして共々奮起したいと思います。

 10月26日(水)午後2時過ぎから久屋小学校で公演を頼まれています。これは松本君が職場で久屋小学校の郷原寿夫さんから相談を受けたものです。郷原さんは久屋小学校のPTA役員で研修を担当しておられます。今回は人権同和研修会の一環で、小学生も父兄も地域の人達も近くの介護施設の人達も来られるようです。郷原さんは我が家も来訪されました。詩の朗読や語り劇などでもいいと言うことでした。定例会で毎回検討しましたが結局下記のように決めました。

 8月31日の夜には中村、松本、山本、洲浜の4人で久屋小学校の体育館下見に行きました。意外や意外、照明施設が釣り込んでありましたし電気の容量もあり、平台も6枚ありました。普通、小中学校には照明器具はほとんどありません。久屋小学校小学校の先生の中に理解がある先生がおられたのでしょう。照明器具はどれくらい使えるかは中村先生を中心に検討しなければいけませんが、舞台も適当な大きさですしどうにかなりそうです。出し物は一部未決定なものもあり
ますが第4回公演を主体に構成すればと考えています。

──── 公演「詩の朗読と語 ──── 
時:平成17年10月26日(水)14:30~(1時間~1時間30分)
所:久屋小学校体育館 研修参加者は小学生全員・保護者・地域の人達
経費:全員配布資料印刷費、照明器具等借用費、音響効果テープ購入費、小道具費等々
主催者である程度予算化しておられるようです。
内容:1.金子みすゞの詩朗読(    )
2.金子みすゞの詩を全員で歌おう(礼子さんのギターと指導でみんなで        歌います。参加型研修です。事前にお願いし楽譜を渡しておけば先生にピ     アノで協力していただくことも可能です)
3. 不登校になった子供を中心に関係者の回想を朗読(父の立場、母の立場、     先生の立場、友だちの立場など)
4.朗読劇「スーホーの白い馬」
音響効果が必要ですが誰れが担当するか?朗読ですがポイントになるとこ     ろは劇のように動きを入れてやりたいと思います)
5.その他に金子みすゞ意外の詩を2,3編追加するかも知れません。人権や同和
に関係しそうな作品があれば提案してください。照明は中村、司会進       行は洲浜を予定しています。
 以上、ぎりぎりの人数です。参加できる人がれば是非おねがいします。当日だけでも結構です。また当日は今から休めるように手だてをとっておいてください。前日の夜はリハをするかも知れません。練習日程はみなさんに都合を勘案して決めたいと思いますが次回は9月12日(月)は19:00~青少年ホームで嵐でも決行します。

────  来年10月初旬のお話し ───
 勝部義夫さんから次のような依頼がありました。9月初旬には書類ももって来宅されました。内容は次の通りです。最終的にはみなさんに諮って決定したいと思いますが、前向きで検討しますと一応返事をしておきました。

 小学校長会研究大会が18年10月6日(金)大田市民会館大ホー
ルで開催される。午前中は分科会で午後に文化鑑賞と講演が計画されている。講演は市役所の石見銀山課課長・大国晴雄氏が決定している。文化鑑賞でこの前の「鶴」をやってくれないかと校長から頼まれた勝部さんは、300万かかると言ったそうです。 確かにそうですよね。実際それくらいかかったようです。
その後「鶴」を朗読と鶴の舞で上演したらどうかと逆提案。それで話が僕の所へきたというわけです。ある程度予算は用意されているそうです。あの舞台は本来が朗読用に書いたものをかなり無理をして劇形式にしています。ぼくとしては願ってもないことで、台本を検討して挑戦したいと思いますがいかがですか。

その他お知らせなどな ─────
 ※夜の酒場から生まれたお話。ある酒場で空の今後の話しをしました。そこへある日ライオンズクラブの会長果瀬さんがきて、話しを聞き、僕の所へ電話がかかってきました。「ライオンズクラブとして劇研空で公演の計画があれば助成したい。切符売りなども協力する。次はいつ公演しますか」とのことです。果瀬さんの長男は理数科で担任でした。いまユニクロの韓国店の責任者でユニクロの3本指にはいるくらいの人物だそうですが、閑話休題、これは関係ありません。これも願ってもない話です。いつか実現したいものです。いまは何とも言えません。

※7月28日に八雲村で演劇ネットの総会があり、松本、山本両君に出席してもらいました。今年度の会費5000円も納めました。大田市文化協会会費も納めました。

※洲浜は7月28日から8月3日まで青森県で行われた総合文化祭全国演劇大会へ審査講師として参加しました。鴻上尚史、内山勉、オーハシ ヨースケ、三輪えり花さんなど4人のプロもいて充実した時をすごしました。舞台美術家の内山さんは浜田で岩町先生作「波濤を越えて」という会津屋八衛門の劇の装置を担当したそうです。大きな帆掛け船でしたよね。
※9月は行事が詰まっています。10,11は松江で「文芸フェスタ2005」。今年は文芸協会会長の役で大変です。詩人も高齢化でこんなイベントの時参加者も働いてくれる人も少なく大変です。16、17は米子で演劇を観てシンポジュウムと日本劇作家協会中国支部総会。21は大田市民会館で石見地区大会、23、24は松江地区大会で行かねばなりません。いろいろよろしくおねがいします。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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