「昌ちゃんの演劇だより」カテゴリーアーカイブ

H27 高校演劇島根県大会11/2.3ラメールで

2015年度の高校演劇島根県大会は加茂町のラメールで、11月2日から2日間開催されます。1日は10時~19時頃まで8校のリハーサル。残る一校は2日の上演後に17時10分から三刀屋高校のリハが予定されています。どうぞ、気軽においでください。

山吹城より仁万町方面(写真は演劇とは何の関係もありません。10月中旬に石見銀山大森の山吹城(要害山)へ互助会の人たちと52人で登りました。山吹城はとても急峻です。簡単には攻められないでしょう。てっぺんは思ったより広く平らになっていました。石垣などはちょっとだけ残っています。空堀の跡はしっかり残っています。残念なのは木が邪魔をしてすばらしい景色があまり見えないことです。上の写真は登る途中で仁万方面をパチリ!としたものです。大社の日御碕も見えます。三瓶山方面の眺めも素敵です。眺めのすばらしさが石見銀山の魅力の一つですね)

11月2日(月)は9時40分~9時50分が開会式です。上演校は次の通りです。午前中2校です。
1、出雲農林高校(以前松江工業が上演した亀尾作品「お葬式」を上演します)
2.明誠高校(石見部から唯一の出場です。顧問の創作です。浜田はどうしたのでしょう)
3.松江工業高校(昼食休憩12:30~13:10の後に上演)
4.松江商業高校
5.松江農林高校

11月3日9:40~開始です。
6.三刀屋高校(TAKASHIを上演します。亀尾先生の作です)
7.情報科学高校
8.出雲高校(創作劇「桃田廊下を走る」伊藤先生の創作です。)
9.松江南高校

16:10~講評・審査発表・閉会式があります。

今年も洲浜クンと大島サンは講師として参加します。どんな舞台が展開されるか楽しみです。
誰でも自由に観劇できます。どうぞ足を運んでみてください。生徒のみなさんはみな生き生きと演じます。面白いですよ。今年も中国地区大会代表は2校です。

 

H26, 米子高最優秀、52回中国地区高校演劇大会

2014年12月20、21日、島根県民会館で第52回中国地区高校演劇発表会が行われました。それぞれの学校がレベルの高い舞台を楽しませてくれました。最優秀賞は鳥取県米子高校で、2015年、7月30日から8月1日まで滋賀県の「ひこね市文化プラザ」で開かれる第61回全国高校演劇大会へ出場します。米子高校は30日の16時40分から上演します。

中国大会が終わってから時間がたっていますので、簡単に紹介します。詳しいことは県大会、広島県大会のところで書いていますので参考にしてください。

鳥取県立米子高校
米子高校「学習図鑑」高泉淳子作、演劇部潤色
メモから引用してみます。・ものすごく早口だが無駄な力が入っていなくて言葉がとてもよく分かり強い印象を受けた。・演技も自然で生き生きしている。役者の内面を支える芯がある。装置がすばらしい。役者は壁を乗り越えて出入りするが不自然ではなく、それによって、たくさんある場面がとてもスムーズに展開された。・「お父さん、ぼく成長したよ」という最後の台詞が生きて伝わってきました。

米子校高にはベテランの大和屋かおるさんが長い間顧問としておられましたが、この春、転勤したと本人から聞きました。伝統の上に斬新な才能を持った指導者がおられるのでしょう。すばらしい装置は、劇の表現を深め広げ斬新な展開を可能にします。すばらしい舞台でした。

鳥取県が代表に選ばれたのは、ぼくの記憶では鳥取商業の「現代教育白書」以来で、1980年、第18回大会で岡山市民文化ホールで上演しています。ぼくは川本高校(現、島根中央高校)にいて「大会前二週間」という脚本を書いて上演。鳥取商業の舞台も今でも覚えています。

山口県立光丘高校

山口県立光丘高校「ぴっかり丘は大騒ぎ」緋岡 篝 作
ひおかかがり?華陵高校で全国大会に何度も出場して活躍されていたのに、名前を聞かなくなったので、どうしておられるのかと思っていたら、久しぶりにまたへんなへんめいで登場。教員は転勤があるから仕方がありませんよね。久しぶりに石田先生の伸び伸びとした広がりのある舞台を楽しみました。結果を聞くと、この劇が優秀賞にえらばれたそうです。笑いあり、現代社会への鋭い風刺もあり、地域性や普遍性も備えたいい劇でした。

岡山工業高校
岡山県立岡山工業高校「男でしょっ!」愛知県立一宮高演劇部作 岡山工業演劇部潤色
島根県立大田高校演劇部にいて、劇研「空」でも一回音響を担当、岡山大学在学中の夏休みには「朗読を楽しむ」にも出てもらった森脇 建くんが岡山の先生になり、顧問として二度目の上演。それが岡山県代表となって中国大会へ出場しました。大田から何人も応援にいきました。舞台には20名近く登場するのですが、みんなとても生き生きと動き喋り演じていました。それを見ただけでも、ここまで訓練するのは簡単じゃないと思いました。日ごろの練習の成果です。ここまで演じれば合格ですが、コンクールという視点でみれば、教室の壁がありきたりな感じを受けました。誰もが考える一般的な装置の前で演じれば、誰もが演じる普通の劇になりかねません。かえってない方が劇が広がっていく可能性があります。またよく演じられる劇は、多くの人に観られているので、それを越える舞台をつくるのは大変です。とはいえ、ここまで仕上げたのは立派です。よかったよタケルクン。

出雲高校
出雲高校「泳げ WATER BABYS」伊藤靖之作
50回、51回と連続して全国大会へ出場した出雲高校。今年の劇も見応えがあり、ラストでの感動もありました。今までの抽象的で象徴性と飛躍に富んだ劇が、この劇では少し具体性とテーマの一貫性が強くなっていました。伊藤作品を長年見てきた人たちには「一歩前進」と受け止めた人も多かったと思いますが、審査ではそうでもなかったようです。その上を行く劇があったということもあるでしょう。

講師の講評を次のようにメモしています。「上半身はだか。斬新。こうゆうのもありと思った。お客さんもよく反応していた。ラストは感動的だったが、共感はできなかった。脚本が観念的、言葉に具象性がない。5人が集まる場所とは何だろう。そこへコーチが来るとはどういう場所なのか分からかった。滑舌が少し甘い」

確かに昨年一昨年の洗練された動きや表現、滑舌から比べるとちょっとダウンした観はありますが、迫力という点ではアップしてのではないかと思います。

松江工業高校 (2)
松江工業高校「広くてすてきな宇宙じゃないか」成井 豊作
県大会の劇評で書いていますが、この劇も舞台装置を工夫してとてもうまくつくっていました。それによって劇が散漫にならず凝縮した気がします。米子高校の装置も「プロでもなかなかここまでつくれない」と講師の先生がいわれましたが、この劇にもいえるでしょう。みなさん伸び伸びと好演されました。安来高校の「逝ったり生きたり」を含め、島根の高校演劇が一定のレベル以上にあることを見せてくれました。

入場するとき係りの先生が「写真撮影許可証」を発行しておられました。とてもいいことだと思います。「撮影禁止」と杓子定規に決まり文句をくり返すより、撮影条件を厳守してもらって許可した方が、記録やPRなどに有効です。

みなさん、おつかれさまでした。米子高校のみなさん、全国の舞台でもがんばってください。

H27 松江で「そよ風コンサート」を聞く

2015.6.21、プラバホールで「そよ風コンサート」があり、大田から3人で聞きにいきました。これは松江市津田公民館の活動として平成17年に結成され、今年で10周年になり、その記念コンサートとして開催されたものです。本当にさわやかでセンスのいい舞台構成で楽しい時間を過ごしました。

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プラバホールの中に入ったのは初めてです。市立図書館が併設されていて、自由に入って閲覧でき多くの人がソファーで本を読んだり休んだりしておられました。とてもいい雰囲気で利用しやすく、本の陳列にも工夫があり、感心しました。

30分前になり、図書館から出てホールの方へ移動し、受付を通ると、パッ!鮮やかな花が飛び込んできました。思わず立ち止まり、永久保存とばかり、パチリ!

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津田公民館のコーラスの指導者の名前が書いてありました。女性らしい細やかな配慮ですね。

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パンフレットの表紙もいいですね。誰がつくったとも書いてありませんが、さわやかです。

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さすがは音楽のために作られたホール。客席のスロープの傾斜がゆるいので、見下ろす感じがなく、ほぼ平行な視線で自然に舞台の合唱を聞くことができます。残響音は大田市民会館より長い気がしましたが、音楽には長い方がいいのだと、福山市民会館で聞きました。あそこは長い。演劇では残響音が長いとことばが分かりにくくなる。(よこみちへそれるな!はい)

合唱も素敵でした。指導者と同じエリザベト音楽大学の卒業生で結成されている「エリザベトフレンズ松江」の皆さんが友情出演され、プロの力量でバックアップされたのも素敵でした。

最後には「ふるさと」を洲浜満子さんの指揮でみんなで歌いました。本当に若葉の上を流れるさわやかなそよ風のようなコンサートでしたよ。おつかれさまでした。

その手はちょうちょう

ふたつの羽でしなやかに風をすくう
ちょうちょのように
その手はぼくを乗せ
ぼくは若葉の間をひらひら舞いながら
大空へ飛んでいき
気がつくと宇宙を泳いでいる

手のしなやかな動きに乗せられて
野を越え山を越えて
青空へ舞い上がり
いつのまにかぼくは
小川のせせらぎを聞きながら
みどりの林の中を歩いている

指揮する手に乗せられて一緒に歌いながら、こんな詩のようなものが胸に浮かんでいました。
みなさん、ありがとうございました。

H26 「いま島根の高校演劇は」(記事紹介)

いま島根の高校演劇はどうですか、と聞かれも、一般の人には答えようがない。情報がないから、何もわからない。スポーツ関係は新聞でも大きく報道されるが、文化関係はたまに結果が載るくらいである。
高文連の文芸作品コンクールにはすばらしい作品が集まり、作品集も毎年発行されているが、報道されたこともない。関係者だけが一生懸命がんばっている。読んでもらう努力もしない。この中から将来有望な文筆家や作家が生まれるかもしれないのに・・・。

「身内だけの活動は衰弱していく」「いいものは多くの人に知らせて励ましたい」ーこれは基本的な考えである。

DSC06214          (さて、これはどこの写真でしょう)

島根では演劇部がある高校は数年前と比べほぼ半減した。だから少子化の中で、衰退線上を一直線に下降しているーと思っている人も多いだろう。確かに部の数は減った。しかし演劇のレベルは向上し、夏の全国大会へこの12年間で8回、数年前から始まった春の大会(中国大会で2位に相当する学校)には3校が選出されている。ぼくが顧問だった頃には山陽勢が圧倒的に優位だったことを思えば、驚異的な数字である。(何故か?いつか書きたいが、時間とスペースが必要)

顧問も生徒たちもがんばっている。
高校演劇を応援することも目標にしている劇研「空」としては、このことを知って欲しいと思っていた。たまたま、松江で「島根文藝」創立20周年講演があり、山陰中央新報の文芸担当の人と久しぶりに会い、このことを話したら、「書いてもらえますか」といわれ、寄稿した次第。

中国地区大会が松江の県民会館(上の写真は正面)で開催される前日に掲載された。大会のPRにもなればと思って書いたので、いいタイミングだった。字数は限られているので、必要最小限のことしか書けなかったが、紹介します。

H26 新聞劇評「今島根の高校演劇が輝いている」山陰中央新

H26 38回島根県高校演劇大会観劇記(9校)

平成26年度の第38回島根県校校演劇発表大会は11月1、2日、島根県民会館中ホールで開催されました。地区代表9校がそれぞれすばらしい劇を上演しました。劇を観ながら思ったのですが、演劇部は一時よりかなり減っていますが、レベルはかなり高くなってきています。そのことは、ここ数年島根県の代表が中国地区大会を突破して全国大会へ出場している回数を見てもうなずけます。この12年間で夏の全国大会へ8回中国地区代表として出ています。

今年度特筆すべきことは、三刀屋高校掛合分校が初出場して好演したことです。来年が更に楽しみです。大会の講師は津和野高校を最後に退職されたベテランの大島宏美先生と劇研空の洲浜クンです。各校の劇について観劇記を、やっとこさどっこいしょで書きましたので興味がある人は覗いて行ってください。

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第38回 島根県高等学校演劇発表大会
11/1(土)10時~
①三刀屋高校掛合分校「僕たちのTAKASHI」亀尾佳宏 作
②三刀屋高校「羽と心臓と鎧」竹内万寿 作
③松江農林高校「のうりん日和」多田佳菜子 作
④浜田高校「ごはんの時間2い」青山一也 作 浜高演劇部潤色
⑤松江商業「ホーリーナイト」杉山 恵 作 川口多加 潤色(~16時50分)
17時~17時40分講師講評(洲浜昌三、大島宏美)

11/2(日)10時~
⑥開星高校「サヨナラブライド~see you Love Lie’d~」武庫次元 作
⑦安来高校「逝ったり生きたり」東尾 咲 作 安来高演劇部潤色
⑧松江工業「広くてすてきな宇宙じゃないか」成井 豊 作
⑨出雲高校「泳げ WATER BABYS」伊藤靖之 作 15時30分終了予定。

15時40分~生徒講評委員会・審査会(大島宏美 洲浜昌三 岩成紀子 安田礼子 今岡淳子)
16時30~17時20分 講師の講評、審査発表、閉会式

今年は島根で中国地区大会(12月20,21日県民会館中ホール)が開催されるので、代表校は3校。安来、松江工業、出雲高校に決定しました。とてもすばらしい劇でした。 中国大会では他校がどんな劇を上演するかわかりませんが、楽しみです。

観劇記中の写真は舞台風景として記録係の高橋育男先生が撮影されたものを許可を得て使用させていただきました。

どうぞ、ここがエントランスです。ノックじゃなくて、クリックしてお入りください。

H26 観劇記 「38回島根県校校演劇大会9校」上下段6ページ

H26 広島県高校演劇大会(福山)観劇記

2014年(平成26)11月22,23日、福山市で第56回広島県高校演劇大会が開かれました。
福山リーデンローズのホールは2000人以上のキャパという大ホールです。

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事務局からの急な依頼でしたが、都合よく空いていましたし広島の高校演劇とは当初から縁があり喜んで出かけました。懐かしい先生方に久しぶりに会いました。伊藤隆弘先生の変わらぬ笑顔もなつかしく、嬉しく、その元気な姿に励まされました。

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平成26年度 広島県高校演劇大会(福山リーデンローズ)

1. 福山明王台高校 「祭りよ、今宵だけは哀しげに」  加藤純・清水洋史 作
2.比治山女子高  「恐怖のズンドコ」       柳本博 作 土井一生潤色
3.福山中・高等学校「止まった針を」        林 名央 作
4.広島観音高校  「ミサンガ」          森井あや香 作
5.清水ヶ丘高校  「梅入りおにぎりはいかが」   岡田隆一 作
6.鈴峰女子高校  「夏の夜の…」         畠山真代 作
7.尾道北高校   「KTK2014」                  尾道北高演劇部 作
8.舟入高校「広島戦災孤児養成所『童心寺物語』」吉本直志郎 原作 須崎幸彦構成・潤色
9.基町高校 「うつつうらしまー浦島子・高橋虫麻呂異聞-」松本誠司 作
10.尾道中・高等学校 「急須で淹れた紅茶」コダルマ・ゴロウ 作 中村春菜 潤色 11.呉三津田高校   「銀河旋律」          成井豊 作
12.沼田高校     「はないちもんめ」       黒瀬貴之 作
13.福山中・高等学校 「僕のばあちゃん」       新宮正一 作

講師審査は長田佳代子先生(舞台美術家)、洲浜昌三(劇研「空」代表、全国高演協顧問 )審査員は広島県の演劇部顧問の先生3名、計5名。代表校は舟入高校、沼田高校。

中国大会は12月20,21日松江の県民会館で開催。島根は出雲、松江工業、安来高校が出場。岡山では岡山工業高校が出場しますが、顧問の森脇健先生は大田高校の元演劇部員で、劇研「空」の劇を手伝ってもらったこともあります。

この冊子は、閉会式での講評を少し詳しく劇評として書き、求めに従って、事務局(舟入高校・須崎幸彦先生)へ提出、各上演校へ送られた原稿をまとめたものです、参考になれば幸いです。誤字等は判読ください。文中の写真は遠景撮影という条件で担当者の許可を得ました。

広島県大会へ行ったのは今回で8回目になります。 広島県大会は各校の劇評メモを渡すことになっています。大会中は書く暇もありませんので、後日書いて、事務局へ送りました。その冊子版を紹介します。あくまで洲浜の見方であることを前提にして読んでください。ぼく自身、劇を上演して、劇の感想や批評を聞くのがとても勉強になりました。芸術や文学、演劇は多角的な視点からの批評が養分になります。高校演劇を応援するのが劇研「空」の一つの目標でもあります。このブログで高校演劇関係の記事はよく読まれています。中国地区大会で数人の顧問の先生から、「観劇記を楽しみにしています」と言われたのも励みになり紹介します。

H26 劇評 広島県高校演劇大会(福山)縦2段書き12.10

H26,12/20,21 松江で高校演劇中国大会

2014年12月20(土)21(日)、松江の県民会館中ホールで第52回中国地区高校演劇発表会が開かれます。上演日程を紹介します。

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(県民会館そばにある松江城の堀です。近くに小泉八雲記念館もあります。いい風景ですね。)

H26中国大会上演日程(松江)

中国高校演劇協議会事務局長、沼田高校の黒瀬貴之先生から送られてきた上演日程です。広島は再来年全国大会開催県だそうです。

島根は20日10時~安来高校、16:50~出雲高校、21日15:10~松江工業が上演します。乞御期待です。

21日13:50~岡山工業が上演します。顧問は大田高校卒業の森脇健先生。演劇部にいて劇研空の上演も手伝ってくれたり、岡大の夏休みのときには劇研空の「朗読を楽しむ」にも出てくれました。広島の舟入、沼田高校の劇は福山で行われた広島県大会で観ました。それぞれ代表ですから特徴もあり良い劇です。楽しみです。

入場料は無料です。どうぞ観劇にきてください。きっと満足されるはずです。

19日の山陰中央新報文化欄に島根の高校演劇の活躍の様子を書き、今回の中国大会もPRしました。11月の県大会も感動的な舞台でしたので、激励したくて紹介しました。

 

H26 11/22.23 高校演劇広島県大会上演校です

2014年度の高校演劇広島県大会(正式には、広島県高等学校総合文化祭演劇部門 第54回広島県高等学校総合演劇大会)が福山市のふくやま芸術文化ホールで開催されます。劇研空のメンバーで行ける人があればどうぞ。たまたま福山へ行く必要がる!という人もいるかも知れませんね。もちろん観劇目的で行かれるのは大歓迎。日程や演目を紹介しておきます。

広島の高校演劇には長い間いろいろお世話になり、4回講師審査で行ったことがあります。今回急遽、行くことになりました。2日で13本の劇を観るのは大変ですが、楽しみでもあります。脚本も7本読みましたが、まだガンバランと。

島根は出雲、松江工業、安来が県の代表になりました。広島はどこになるでしょう。いつもの伝統校は健在ですね。中国大会は松江の県民会館で、12月20、21日に行われます。どうぞお出かけください。また島根と激突しそうですね。

ホットニュースです!岡山工業高校が中国地区大会へ出場します。顧問は、なんと!元大田高校演劇部、劇研空で「また夏がきて」で音響も担当してくれた森脇 健先生です!大活躍ですね。がんばってください。


平成26年度 広島県高校演劇大会(福山リーデンローズ)

11/22(土)
1. 9:40 福山明王台高校 「祭りよ、今宵だけは哀しげに」  加藤純・清水洋史 作

2.10:45 比治山女子高  「恐怖のズンドコ」       柳本博 作 土井一生潤色

3.11:50 福山中・高等学校「止まった針を」        林 名央 作

4.13:30 広島観音高校  「ミサンガ」          森井あや香 作

5.14:35 清水ヶ丘高校  「梅入りおにぎりはいかが」   岡田隆一 作

6.15:40 鈴峰女子高校  「夏の夜の…」         畠山真代 作

7.16:45 尾道北高校   「KTK2014」                  尾道北高演劇部 作

8.17:50 舟入高校    「広島戦災孤児養成所『童心寺物語』」吉本直志郎 原作
須崎幸彦構成・潤色
11/23(日)
9.9:20 基町高校     「うつつうらしまー浦島子・高橋虫麻呂異聞-」松本誠司 作

10.10:25 尾道中・高等学校 「急須で淹れた紅茶」      コダルマ・ゴロウ 作 中村春菜 潤色

11.11:30  呉三津田高校   「銀河旋律」          成井豊 作

12.13:10 沼田高校     「はないちもんめ」       黒瀬貴之 作

13.14:15 福山中・高等学校 「僕のばあちゃん」       新宮正一 作

 

大会が終わったら、そのうち紹介します。劇研空は高校演劇も応援することを目標の1つにしています。このブログで、以前の広島県大会の劇評を書いていますが、いつもコンスタントに読まれ、秋の大会が近づくと更に読む人が増えます。PRに少しでも役にたっていればハッピーですね。

H26 高校演劇島根県大会は11/1・2 松江で

2014年度の島根県大会は11月1,2日、松江の県民会館中ホールで行われます。31日は10時~19時までリハーサルです。
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11/1(土)10時~

①三刀屋高校掛合分校「僕たちのTAKASHI」②三刀屋高校「羽と心臓と鎧」③松江農林高校「のうりん日和」
④浜田高校「ごはんの時間2い」     ⑤松江商業「ホーリーナイト」(~16時50分)
17時~17時40分講師講評(洲浜昌三、大島宏美)

11/2(日)10時~

⑥開星高校「サヨナラブライド~see you Love Lie’d~」 ⑦安来高校「逝ったり生きたり」⑧松江工業「広くてすてきな宇宙じゃないか」    ⑨出雲高校「泳げ WATER BABYS」15時30分終了予定。

15時40分~生徒講評委員会・審査会
16時30~17時20分 講師の講評、審査発表、閉会式

今年は9校。三刀屋掛合分校は演劇同好会として初参加。顧問の亀尾佳宏先生の脚本です。松江農林は顧問の多田先生、出雲高校は伊藤先生の創作です。脚本が事務局の松江農林高校から送られてきました。現在⒉本読んだところです。

どんな劇が舞台で繰り広げられるか。昨年は充実したすばらしい劇がたくさんありました。松江南と出雲高校が最優秀となり、出雲高校は中国地区大会で最優秀嘗を受賞し、全国大会へ連続2年出場しました。今年も楽しみです。観劇は自由にできます。どうぞ県民会館へおいでください。

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: http://stagebox.sakura.ne.jp/wp/apoetinohda/2014/12/15/h26122021 松江で高校演劇中国大会/

H26 第2回中国ブロック劇王決定戦

日本劇作家協会中国支部長の藤井友紀さんから案内が届きました。藤井さんは広島で劇団「黄金山アタック」を立ち上げて活動しておられます。

ぼくの記憶では、中国支部は一度だけ、鳥取市で総会とシンポジュームを開きましたが、それ以外には活動していませんでした。藤井さんが支部長になり、広島を中心に活発な活動が展開されはじめたようです。

劇王というのは、劇作家協会東海支部が企画してはじまったイベントで、各地域に広まっています。天下統一大会もひらかれています。劇作家が企画するだけあって型破りの生き生きとしたイベントです。

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募集の〆切は7月31日です。役者は3名、上演時間は20分、オリジナル作品に限る、大会は11月2日。

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engeki1640@yahoo.co.jp を開くと応募方法などが分かります。