「地域情報」カテゴリーアーカイブ

R3,「しまね文芸フェスタ」グラントワで無観客、動画撮影(9/23)

午前中リハ、午後から撮影、4時過ぎに終わりました。観客を想定して構成した舞台で、無観客は残念ですが、一か月後に、動画配信で多くの人たちにも見ていただければ幸いです。テーマは「しまねの風物~詩と映像」。オープニングは「マンマ・ヴォチェ益田」の県民歌「薄紫の山脈」からです。

詩は映像を投影しながら16篇朗読しました。山陰中央新報益田市局記者のインタヴューを受け、新聞に掲載されましたので、紹介させていただきます。24日の記事です。

益田の詩人原 敏(田原敏郎)さんの石見弁の詩「ひゃこる」を朗読する岩谷和枝さんの写真です。

全体は三部構成になっています。冊子の表紙から紹介します。 合唱:益田民話合唱「夕日を招く長者」より「紙芝居 よっこし       ょ」「田植えの歌」島根県民歌「薄紫の山脈」(合唱団「マンマ・ヴォチェ益田」)
詩の朗読: 「しまねの風物~詩と映像~」16編の詩朗読と映像(朗読―島根県詩人連合会員・劇研「空」・風花)
創作民話朗読:「サヒメの大使命~海を越え石見の大地へ」石見地方の伝承を基に創作朗読劇。映像35枚、音響、歌で構成
(作・洲浜昌三、朗読・大田市演劇サークル劇研「空」・ジュニアミュージカル風花

長時間、ご協力をいただいたみなさん、ありがとうございました。おつかれさまでした。完成を楽しみにしましょう。
(ブログ:劇研「空」昌ちゃんの詩の散歩道 島根県詩人連合 しまね文芸フェスタ 島根県文芸協会  20210925 すはま)

R3,9/1 「しまね文芸フェスタ2021」中止、全体会は動画収録

9/23、益田市グラントワで開催するため準備をしてきましたが、島根でも新型コロナ・デルタ株の勢いが増している現状を考え、県事務局と相談して大会は中止、「しまねの風物~詩と映像~」と題して舞台発表を予定していた全体会は、無観客で動画撮影することに決まりました。開会式、分科会も中止です。当日10時からのリハは、「マンマ・ヴォ―チェ益田」から予定通り行い、直後に動画撮影し、次に詩の朗読リハ、動画撮影、創作民話朗読「サヒメの大使命」リハ、動画撮影という順番になる可能性大です。詩の朗読者で、参加できない方はお知らせ頂ければ助かります。詩作品、作者朗読者、写真などについて資料をPDFで紹介します。必要な人は開いて読んでください。
R3、9,3 一覧表 写真チェック「文芸フェスタ詩の,朗読」、A4横書き 「しまね文芸フェスタ」「しまねの風物~詩と映像」詩の朗読.$td
約20ページの冊子(朗読作品掲載、発表団体紹介)は予定通り作成し、関係者や団体に配付します。今年も中止になり、コロナに不振り回されています。いざ、コロナ!という時、外部に迷惑が掛からないように、益田の合唱団と劇研「空」の舞台発表ですっきりと通り抜けようと企画しましたが、関係が多岐にわたり、思った以上の手間と時間がかかります。動画は、松江で「琴の鳴る浜」を撮影して頂いた法澤さんにお願いしました。舞台に通じておられるベテランです。こうなれば無観客の遥か彼方の仮想視聴者に向かってベストを尽くしましょう。
(ブログ:詩の散歩道 島根文芸フェスタ 島根県詩人連合 マンマ・ヴォ―チェ益田 劇研「空」20210903 洲浜)

R3,『中島資喜の記録』昭和初期地方の貴重な文学資料

大正末期から昭和初期にかけて、島根でも同人誌による文学活動は盛んだった。プロレタリア文学も勢いがありましたが、厳しい弾圧を受けました。石見地方ではどうだったのか。ほとんど残っている書物などはほとんどありません。当時の様子を日記や創作などで残した大田市出身の中島資喜の記録集が本とCDで陽の目を見ることになりました。長男の中島鐵也さんが、作成されました。何度も弾圧を受けながら真摯に文学活動をつづけた青年の貴重な記録です。
8月13日の山陰中央新報で、うまくまとめて掲載されましたので、紹介させていただきます。
以前、このブログで中島雷太郎さんの詩集『磯松』を紹介しましたが、資喜さんと雷太郎さんは家が近所で一緒に同人誌活動をされた竹馬の友です。幼かった資喜さんの子供さんたちは、父親のことはほとんど知らず(資喜さんは晩年は結核で自宅隔離、子供さんたちは祖母の家で暮らしたとか。初めて、誠実に真実を求めて苦闘し生きた父親の真の姿を知り、感動で涙が流れた、と先日、我が家へ来られた長女さんが語っておられました。
田村のり子さんの『出雲石見地方詩史50年』それを読んで、「島根の文学運動 詩」を山陰中央新報に書き、それをブログに載せ、それを読んだ中島信夫さんからメールが届き・・・・静間公民館で劇研「空」が詩を朗読発表・・・それを知って詩集を復刻・・・・いろいろな切っ掛けや繋がり縁が糸を引いて実現した一連の刊行でした。田村のり子さんも大変喜んで手紙を頂きました。蒔かれた種が、何十年過ぎて芽を出し実をつけた、かの様です。
(ブログ:詩集や本の紹介 地域情報 昌ちゃんの詩の散歩道 20210822 洲浜)

R3,『写真が語る 石見の100年』8月出版予定

5月頃から3回、『写真が語る 石見の100年』PRのチラシが新聞に折り込まれていました。写真600枚に解説が付き、A4版大型上製本280ページという豪華版で、「いき出版」が8月に発行します。次の写真はどこかわかりますか。

なんだ、ちゃんと書いてあるじゃん。では、現在の風景を紹介します。昨日の写真です。

新築された大田市立病院です。時代の回転は猛スピードです。昭和の風景など時のブルドーザーが踏みつ潰ぶしていきます。街中の家もあちこちで解体され、いつの間にか広い駐車場になっています。高齢化、少子化、過疎化・・・あとを継ぐ者がいない家は潰すしかありません。20年たったら風景は更に一変しているでしょう。今回の写真集は9,990円。監修は岩町功先生です。先生に頼まれて今回も一部の写真解説を担当しました。どの写真解説も歴史的考証がしっかりしていて役に立ちます。今までに次のような「石見の写真集」が出版されています。
この写真集に新たな石見の貴重な歴史的風物が加わります。山陰中央新報の久利販売所(0854-82ー4998)でも扱っています。図書館でも読めるはずです。懐かしいだけでなく、過去から学び新たな想像・創造が生まれてくるかもしれません。
8月26日に発刊された『写真が語る 石見の100年』が届きましたので表紙を紹介しましょう。279ページの圧巻です。

(ブログ:詩集や本の紹介 昌ちゃんの詩の散歩道 地域情報 お知らせ 20210812 すはま)

R3,市民会館文化講座「劫火のヒロシマ」を読みます(7/28)

『劫火の「ヒロシマ」』は平成3年に島根県被爆者協議会温泉津支部(発行責任者・富吉脩)によって発行された、被爆体験記です。その一部を今回は朗読します。
広島平和記念資料館が発行している資料集から広島陸分病院大田分室の記録も読んでみます。それぞれ貴重な記録です。
場所は大田市民会館会議室です。19時30~21時予定。
10月23日の第11回「朗読を楽しむ」(市民会館中ホール)では、この原爆病院大田分室を構成して朗読したいと考えています。どうなりますことか。お楽しみに。
(ブログ:劇研「空」 詩の散歩道 お知らせ 朗読を楽しむ 20210728 すはま)

R3,市民会館文化講座「朗読で楽しむ郷土の作品」予定通りです(7/14)

今日のカルチュアー講座は、予定通り19時30分から実施します。きょうは島根の詩人たちの作品(田村、稲田、椋木、くりす、岡崎、中村、佐々木、キムラ各氏)を打ち込んでプリントしました。9月23日の「しまね文芸フェスタ」にも関係します。もう一つは、『ふるさと読本』(西部ブロック推進協議会2005年発行)から印刷しました。この本は、よく調べて書かれ、とても読みやすいように編集されていて便利です。
写真は『しまねの風物詩』(島根県詩人連合1994年4月発行、定価千円)です。絵は益田の金本裕行先生です。事務局にはまだ残部があります。欲しい人はどうぞ。次回は28日を予定しています。
(ブログ:お知らせ  地域情報 詩の散歩道 20210714すはま)

R3,大田名画シアター『ヒロシマの誓い』上映(7/10)

今年度最初の大田名画シアターです。予定通り7月10日、14時~,18時30~2回上映されます。コロナ感染対策のため定員は各回300名です。広島で13歳のとき被爆し、その後はカナダで暮らしながら核兵器禁止条約のために大きな影響を与えられたサーロー節子さんの貴重なドキュメンタリー映画です。大田で映画が鑑賞できる唯一の機会です。誘い合わせてどうぞお出かけください。17時40分からはぼくも係で立っています。
(ブログ:お知らせ 地域情報 演劇だより 20210709すはま)

R3,サンレディ大田で「ハートフル・コンサート」(7/4)

恒例のピアノ演奏発表会がサンレディ大田のホールで開かれました。竹下千歳先生が指導される音楽教室の発表会です。幼児から大人まで53曲、3時間の演奏を楽しみました。演奏前に竹下先生は演奏者を簡潔に紹介されます。それが素敵です。

例えば、「○○ちゃんはとても引っ込み思案なところがありましたが、役員になって積極的に行動するようになりました。それが演奏にも表れてきました」とか、「○○さんは読書が大好きです。頭の中にたくさん物語が浮かびます。演奏も豊かになってきました」(そのままではありませぬ)子供たちの変化や成長を前向きの姿勢で的確にとらえ、歯切れのいい言葉で力強く端的に表現されます。本人や親に送られる励ましと希望のメッセージです。なかなかできないことです。
「ふまれた猫の逆襲」という面白い曲を演奏し、情感のある「子守唄」をそれぞれ演奏したあと、洲浜姉妹は連弾で「剣の舞」を弾きました。勢いよく迫ってくる激しさに引き付けられました。よかったぞ!
大田には音楽指導者がたくさんおられて音楽教室などで指導しておられます。音楽は心の栄養です。その道に進まなくても、心の滋養になって生涯、心を豊かにしてくれます。素敵な文化です。
ええ?サンレディがなくなる?公民館も?なんで?経済効率?そうか。整理すれば金は要らないもんね。
(ブログ:演劇だより 舞台発表 観劇 ハートフル・コンサート ピアノ演奏発表会 20210704すはま)

R3,市民会館講座「朗読で楽しむ郷土の作品」予定通りです(6/30)

今日は昨年発行された静間町の山内ろうほう詩集『たてがみ』から数編と、詩人連合会員の閤田、高田、有原、原敏、井下,さんの詩を朗読します。やっとこさでどうにか、6ページのプリントを作りました。次は詩にまつわる四ツ山の映像です。
1993年の大昔に三瓶研修のファイアーストーム出し物のために、前日即席で作った「ミュージカル風パントマイム形式じみた自由劇」『姫逃池物語』(洲浜作)もコピーして持っていきます。

上の写真は三江線廃止の詩につけてみた映像です。7月は14,28日を市民会館へ予約しています。たくさん課題が山積しているので、一つ一つやっていかない、夏休み明けの宿題合戦になりそうです。いや、なる。

(ブログ:詩の散歩道 大田市民会館文化講座 朗読で楽しむ郷土の作品 山内ろうほう 20210630 すはま)

R3,『山陰文藝』53号発行 多彩な作品満載

6月1日に発行された53号は280ページ。多くの人が執筆しています。声が掛かりぼくも短編小説「オリオンは高く」を発表しました。久しぶりの小説です。
山陰中央新報と日本海新聞が紹介した記事を事務局の額さんから送ってきましたので紹介します。
目次を紹介します。

創刊から長い間編集を務め尽力されてこられた池野誠さんが、今号から松江の額重敏さんへバトンんを渡され、額さんんが頑張って発行されました。熱心に額さんに頼まれて、久しぶりにぼくも小説を書きました。本来小説志望で小説を書いていましたが、変なことから詩や演劇の世界に関わることになりました。たくさんノートにメモを書いていますが、詩よりも短編小説で表現したい素材も多くあり、今回はそれを原稿用紙20枚ばかりに書きました。
山陰文藝は誰でも参加できます。俳句、短歌、詩、エッセイ、小説、童話、脚本・・なんでもOKです。年会費4千円、執筆毎に原稿用紙1枚千円負担。米子の今井印刷が印刷していますので、今井書店系の書店には置いてあります。一冊千円です。
文芸協会事務局は、0859ー33-7850(℡,FAXとも)松江市中原町15-1 額 重敏です。
(ブログ:詩の散歩道 詩集や本の紹介 山陰文藝 短編小説 20210618 すはま)